ナンシン、山形県にヨコオグループ県内初のマイクロパイプ製造工場を新設
株式会社ヨコオ(本社:東京都千代田区、社長:柳澤勝平)の子会社である株式会社ナンシン(本社:長野県上伊那郡、社長:松尾聰満)は、山形県新庄中核工業団地にマイクロパイプ(超高精度微細管)の製造工場を新設した。ヨコオグループとして山形県内初となる本格的な製造拠点で、9月1日から稼働しており、10月9日(金)には完成を記念した落成式が実施された。
髪の毛より細い高精度パイプを製造
山形工場で主に製造されるのは、半導体検査に使用されるプローブ向けのマイクロパイプだ。このマイクロパイプは、髪の毛(直径約0.08mm)よりも細い直径約0.04mm(40㎛)の寸法を持ち、株式会社ナンシン独自の電鋳(電気鋳造)技術を用いて製造される。
生成AI市場の拡大に伴う需要増に対応
株式会社ナンシンは2024年にヨコオグループの子会社となり、半導体検査に使用する極細プローブ向けのマイクロパイプを製造して株式会社ヨコオの半導体検査用プローブ生産を支えてきた。
2025年以降、生成AI関連市場の拡大に伴い、半導体検査用プローブの需要も伸長している。同社はこうした需要増加に対応するため、山形営業所で担っていた製造機能を新工場へ移転するとともに、生産設備を拡充して生産能力を増強した。
2027年上期に月産300万本を計画
山形工場における生産体制の計画および位置づけは以下の通りである。
- 生産の目標:2027年上期に月産300万本へ達する計画
- 生産能力の割合:山形工場で株式会社ナンシン全体のマイクロパイプ生産能力の30%を担う見込み

ヨコオグループは今後について、市場の需要動向に迅速に対応し、高品質な製品を安定的に供給できる生産体制を構築するとともに、半導体検査市場における事業拡大と競争力の強化を通じて顧客へより高い価値を提供していくとしている。

本記事は株式会社ヨコオの発表をもとに作成されています。
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