VARK SHORTS、3Dアニメーション作成ツールを大幅アップデート

株式会社VARKが運営する「VARK SHORTS Corporate Plan」が、2024年3月19日に大規模なアップデートを実施した。このアップデートにより、ユーザーは「シーンの組み合わせ」「3Dモデルの切り替え」「シーンのカスタマイズ」「16:9動画への対応」などの新機能を利用することが可能になった。

「VARK SHORTS Corporate Plan」は、誰でも簡単に3Dアニメーションを作成できるツールである。シーンを組み合わせるだけでオリジナルのアニメーションが作れ、シーン自体のカスタマイズも可能だ。また、オリジナルの3Dモデルや3Dキャラクターをシーンに登場させることもできる。さらに、3Dモデルを所持していなくても、インストールされているモデルを使用して作成できる。表情やモーションも自由に付け替えることができ、ショート動画だけでなく中長尺のアニメーションも制作可能だ。

このアップデートにより、SNSマーケティングだけでなく、チュートリアル動画、社内外広報、説明動画、プレゼンテーション資料など、多様なシチュエーションでの活用が可能となった。

ビジネスシーンで活用される動画コンテンツの中でも、2Dイラストで構成される「ホワイトボードアニメーション」の活用が増えている。しかし、ホワイトボードアニメーションは、文字やイラストを描写するモーションや配置の仕方などのパターンが限られており、表現が似通ってしまうという課題がある。

3Dは、2Dと比較してコストや技術などのハードルが高いとされるが、作ったデータのカスタマイズ性が高いという利点がある。3Dモデルは全面が作られているため、任意の方向を向かせることができ、奥行といった概念が存在することでモノの配置に幅が出る。

VARKは、ホワイトボードアニメーションの「表現が似通る」課題を、「3Dの持つ表現の深さ」で解決、軽減できると考えている。そして、VARK SHORTSを使用することで、「簡単・便利」を両立させることも可能としている。

VARKは、「バーチャル×〇〇でNo.1と認められるサービスを創り出す」をビジョンに掲げ、3Dアニメーション制作ツールの運営、ライバー事務所の運営、バーチャルライブの企画・制作、メタバースイベントの企画・制作など、様々なサービスの開発を行っている。