Dellows News

AIマネー大学、コーエン教授の論文読書会を2026年10月12日に開催へ

AIマネー大学株式会社は、デューク大学フュークア経営大学院のウェズリー・コーエン(Wesley M. Cohen)教授の論文「Absorptive Capacity: A New Perspective on Learning and Innovation(吸収能力――学習とイノベーションへの新しい視点)」をテーマとする読書会を開催します。開催日時は2026年10月12日(12時開始ノーベル経済学賞発表まで)で、Zoomオンラインウェビナーにて実施されます。講師は同社のコンサルタント兼学長を務める山中裕が担当します。

取り上げる論文と「吸収能力」の概念

対象となる論文は、クラリベイト引用栄誉賞に選出され2026年ノーベル経済学賞の候補とされるウェズリー・コーエン(Wesley M. Cohen)教授が、ダニエル・A・レヴィンサール(Daniel A. Levinthal)教授とともに発表したものです(『Administrative Science Quarterly』1990年)。企業が外部の新しい情報の価値を認識し、それを理解・同化して商業的な目的へ応用する能力を「吸収能力(Absorptive Capacity)」と名付け、体系的に理論化しました。

論文では、外部の知識を事業へ生かせる度合いの差が企業の事前の関連知識の蓄積に左右されることを示し、研究開発(R&D)には新しい発明を生み出すだけでなく、外部知識から学ぶ能力を育てる役割もあると論じています。また、個人の認知の仕組みから組織としての吸収能力が形成される過程を説明し、ある分野への投資を早期に怠ると将来その分野の技術を理解する能力を失うおそれがあることや、研究開発投資の定式化モデルを通じた産業データでの検証などを提示しています。

読書会における主な論点

本読書会では、企業が同じ知識にアクセスしても成果が異なる理由や、研究開発における学習としての役割の評価方法、吸収能力を高める組織の条件などが議論される予定です。さらに、企業の研究開発投資や人材の蓄積を投資家が企業価値の分析にどう織り込むかも論点となります。

当日は山中裕が論文の要旨を日本語で解説するため、対象論文を未読の場合でも参加可能としています。

講師プロフィール

講師を務める山中裕は1976年東京都文京区生まれ、練馬区育ちの投資家です。東京大学経済学部を総代で卒業後、コロンビア大学大学院(金融工学)修士号を取得し、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)に留学しました。保谷硝子(現HOYA株式会社)創業者のひとりである山中茂の孫にあたります。

2010年代初頭にNVIDIAに着目したほか、ブロードコム、TSMC、モンスター・ビバレッジ、ノボノルディスクなどの銘柄を発掘して投資を実行しました。また、2010年にHOYAへ創業家株主として15議案の株主提案を提出し、役員報酬の個別開示(45パーセント強の賛成)などでISS、Glass Lewis、日本プロクシー・ガバナンス研究所の3社すべてから賛成推奨を受けた経歴を持ちます。現在は投資ブラザーズ合同会社共同代表社員、少数株ドットコム株式会社共同創業者兼会長などを務めています。

  • イベント名:『Absorptive Capacity』(著:ウェズリー・コーエン(Wesley M. Cohen))論文読書会(2026年ノーベル経済学賞候補 論文読書会 クラリベイト引用栄誉賞編 第11回)
  • 開催日:2026年10月12日(12時開始ノーベル経済学賞発表まで)
  • 開催形式:Zoomオンラインウェビナー開催
  • 参加費:無料(事前登録制)
  • 主催:AIマネー大学株式会社(本社:東京都練馬区)
  • 申込方法:aimoneyuniversity@aimu.info 宛てに、件名へ「『Absorptive Capacity』論文読書会参加希望」と明記して送信

本記事はAIマネー大学株式会社の発表をもとに作成しました。

アクセスランキング

今日

1週間