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江戸川病院がセミナー開催 乳がん検診後の精密検査先選びや治療選択肢を解説

社会福祉法人 仁生社 江戸川病院は、ピンクリボン月間にあわせ、2026年10月2日(金)に報道関係者向けセミナーを開催しました。セミナーでは同院乳腺センター長 兼 乳腺外科部長の田澤 篤医師が登壇し、乳がん検診で要精密検査となった場合の医療機関選びの重要性や治療の選択肢について解説を行いました。また、同院が実施した精密検査に関する意識調査の結果も公表されました。

要精密検査後の医療機関選びが重要な理由

田澤医師は、精密検査をどこで受けるかは受診者自身が決める必要があるとした上で、最初にかかる医療機関がその後を分けると強調しました。その理由として、医療機関によって受けられる精密検査の種類が異なる点と、検査を行う医師や技師によって異なる診断結果になり得る点の2つを挙げています。

乳がんの確定診断には細胞診ではなく組織診(生検)が必要となりますが、江戸川病院が全国の30歳以上79歳以下の女性306人を対象に実施した調査では、約7割が確定診断に組織診が必要になることがあると認知していませんでした。さらに、医療機関によって受けられる検査の種類が違うことを「具体的に知っている」と答えたのは7.2%にとどまり、「どの医療機関でもすべての検査が受けられると思っていた」「違いがあることは知っているが、具体的にはわからない」がそれぞれ46.4%を占めました。また、検査を行う人によって異なる診断結果になり得ることを「知らなかった」と回答した人も約7割に上りました。

検査先を選ぶ際の重要チェックポイント

田澤医師は、乳がんの精密検査先を選ぶ際に確認すべき点として3つのポイントを提示しました。

1つ目は、確定診断に用いる組織診を行っていると医療機関が明示しているかどうかの確認です。記載がない場合は事前に問い合わせることも有効であるとしています。

2つ目は、乳がん治療の実績が開示されているかどうかの確認です。公表されている手術実績を在籍医師数で割り、医師1名あたりの手術件数を確認することを推奨しました。例として、江戸川病院乳腺外科の場合は1名の医師(田澤医師)で、直近1年間(2025年10月~2026年9月)の手術数は371件であると紹介されています。

3つ目は、検診で石灰化を指摘された場合、マンモグラフィガイド下(ステレオガイド下)マンモトーム生検など専用の生検設備があるかどうかの確認です。なお、乳腺の石灰化の多くは良性で、乳がんである可能性は全体の1%以下であることも説明されました。

乳がんの治療選択肢と江戸川病院の取り組み

乳がんと確定診断された場合の治療について、田澤医師は、遠隔転移したケースを除き標準治療は手術療法が軸になると説明しました。その上で、標準治療以外の選択肢として重粒子線・陽子線・ホウ素中性子捕捉療法(BNCT)などの自由診療による放射線治療にも触れ、患者自身がどうしたいかを考えた上で医師に相談してほしいと述べました。

江戸川病院では、主に乳がんに対して自由診療でBNCT(ホウ素中性子捕捉療法)を実施しています。同治療で使用される医療機器(株式会社CICS製)および医薬品(台湾製薬株式会社製を個人輸入)は医薬品医療機器等法上未承認であり、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。治療は1回の照射(基本的には2泊3日の入院)で完了し、費用は通常税込440万円程(自由診療、見込み金額となり場合によって異なる)とされています。

セミナーの概要および問い合わせ先は以下の通りです。

  • 名称:乳がん検診で”要精密検査”と言われたら~最初にかかる病院がその後を分ける「検査先選び」と治療選択肢~
  • 日時:2026年10月2日(金)10時30分~12時00分
  • 登壇者:江戸川病院 乳腺センター長・乳腺外科部長 田澤 篤

問い合わせ先(患者・家族・一般専用):

  • 江戸川病院 乳腺センター(担当:田澤):https://nyuugan.jp/secretary
  • 江戸川病院 BNCTセンター(担当:田雑、植松):TEL 03-3673-1221 / MAIL bnct-tokyo@edogawa.or.jp

本記事は社会福祉法人 仁生社 江戸川病院の発表をもとに作成しました。

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