Z-SOZOKENがZ世代のMBTI調査結果を公開 決めつけへの違和感も
Fiom合同会社が運営するシンクタンク「Z-SOZOKEN(Z世代創造性研究所)」は、最新調査研究レポート第4弾「Z世代のMBTI診断について」の第7章インサイトサマリー「『当てはめる』より、余白を残す」を公開しました。全国のZ世代500名を対象にアンケートを実施し、閲覧されているMBTIコンテンツの傾向や、性格・相性の決めつけに対する意識などを分析しています。なお、本調査での「MBTI」は、回答者が日常的にMBTIと呼ぶ無料の16Personalities診断や4文字タイプを使ったSNSコンテンツを含んでおり、正式なMBTI assessmentの受検経験を示すものではないとしています。
調査において、MBTIコンテンツを見ると回答した479名のうち、よく見るコンテンツとして最も多かったのは「あるある動画」で68.3%でした。次いで「相性診断」が43.4%、「恋愛・人間関係分析」が36.3%、「解説動画」が17.5%という結果になっています。


レポートでは、性格の解説よりも自分や友人を重ねて楽しめるコンテンツが支持されているとしつつ、相性診断は友人や恋人との会話の入口になる一方で、人間関係の結論にしてはいけないと分析しています。

自由記述に見られる「決めつけ」への違和感

自由記述の回答では、MBTIによる決めつけに関する内容が22件確認されました。これは500件中4.4%の出現傾向であり、複数テーマの重複を含む探索的な分析結果です。
回答の中には、性格や相性を決めつけられて不快に感じたという意見や、タイプへの固執が偏見を生んで人との間に壁をつくるという声が寄せられました。レポートでは、便利さを認めつつも診断結果を信じすぎない距離感が表れているとしています。
安全に楽しむための言い換えと余白の設計

レポートでは、MBTIを安全に楽しむためのアプローチとして「断定を傾向に変える」「相性の結論を会話のヒントに変える」「正解より本人の言葉を優先する」という3つの言い換えを提示しています。
また、企業などのブランドが取り入れる際に守るべき設計として、診断されたタイプを本人が選び直せること、MBTIを使わなくても企画やサービスへ参加できること、本人の言葉や行動で結果を上書きできること、結果や提案の根拠を説明できることの4点を挙げています。Z-SOZOKEN所長を務めるFiom合同会社CEOの竹下洋平氏は、MBTIは人を4文字に閉じ込めるラベルではなく、本人を知る会話を開くための補助線であるとの見解を示しています。
調査概要

- 調査名:Z世代のMBTIについての意識調査
- 調査対象:全国のZ世代(18歳〜24歳)
- 調査期間:2025年7月
- 分析・レポート作成期間:2025年8月〜2026年8月
- 調査方法:インターネットを利用したアンケート調査
- 有効回答数:n=500
- 調査分析:Z-SOZOKEN(Z世代創造性研究所)(運営:Fiom合同会社)

本記事はFiom合同会社およびZ-SOZOKEN(Z世代創造性研究所)の発表をもとに作成されています。
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