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アーシャルデザイン、東大アメフト部と共同研究 言語化と思考力の関連を示唆

株式会社アーシャルデザインの研究機関「Sports Force Lab」は、東京大学アメリカンフットボール部ウォリアーズとの共同研究内容の第4回(全6回)を発表した。部員98名を対象とした調査では、言語化や仮説生成に関する習慣と対課題基礎力との間に関連が確認された。今回の分析は横断的なものであり、因果関係を結論づけるものではなく、今後の縦断調査などで検証が期待される仮説段階だとしている。

言語化や仮説生成の習慣と対課題基礎力に関連

Sports Force Labは、東京大学アメリカンフットボール部ウォリアーズに所属する学生98名を対象に、株式会社KEIアドバンスのPROGを活用したコンピテンシー測定と、日常的な言語化や仮説生成に関する行動を尋ねる別途アンケートを実施した。

アンケートの分析結果によると、言語化に関する習慣と仮説生成に関する習慣の間に相関係数約0.24の正の相関がみられた。さらに、仮説生成に関する習慣とPROGの対課題基礎力の間にも約0.30の正の相関が観察された。ただし、これらの数値は関連の方向や因果関係を示すものではなく、媒介的な連鎖が確認されたわけでもない。研究では、言葉にする習慣と思考の質の関係性について、今後の縦断調査などを通じた検証が待たれるとしている。

対話を重視する競技環境と組織の変化

学生へのインタビューからは、11人全員で共通認識を持つことが求められるアメリカンフットボールにおいて、認識のズレや違和感を解消するための対話が重視されている実態が語られた。

感覚的な理解を言葉にして説明する難しさを経験する一方、そのプロセスを通じて自分自身の理解が深まるなど、思考を整理する契機になっている様子が示されている。また、立場に関係なく意見や違和感を共有できる空気が組織を前に進める要因になっていることや、言語化がチームの認識を揃える営みとして機能している点も報告された。Sports Force Lab所長の久野晋一郎は、現場での対話の重要性に触れつつ、確認されたのは関連までであり因果は言い切れないとしたうえで、スポーツの価値を社会で使える言葉にする研究を縦断調査で続けるとしている。

共同研究先および発表元の概要

本共同研究の対象組織や協力企業、発表元の概要は以下の通り。

  • 東京大学アメリカンフットボール部ウォリアーズ
  • 創部:1957年
  • 部員数:180名(選手130名、スタッフ50名)
  • 所属:関東学生アメリカンフットボール連盟1部リーグTOP8
  • 理念・規範:「未来を切り拓くフットボール」/「挑戦 正義 謙虚」
  • 実績:2024年度は同率関東3位(順列5位)、2025年度は単独関東4位
  • スローガン・目標:「文武一道」/「日本一」
  • 株式会社KEIアドバンス
  • 概要:河合塾グループの一員として、大学広報、学生募集、出願・入試運営支援、学修・キャリア支援、調査・研究開発などの高等教育機関向け支援を展開
  • 株式会社アーシャルデザイン
  • 代表者:小園 翔太
  • 所在地:東京都渋谷区神宮前2-4-11 Daiwa神宮前ビル3階
  • 設立:2014年10月
  • 資本金:1億円

本記事は株式会社アーシャルデザインの発表をもとに作成。

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