コマースロボティクス、B2B向けWeb受発注機能を開発 26年11月発売へ
株式会社コマースロボティクスは、企業間取引(B2B)におけるWeb受発注の新たな仕組みを開発した。本機能は、同社が提供するOMS+WMS一体型EC管理システム「コマースロボ」および中小企業向けクラウドERP「eerp(イイアールピー)」に実装され、2026年11月1日より正式販売を開始する予定だ。正式販売に先立ち、2026年10月13日より無料トライアルの受付を開始する。


個別契約と継続契約の両方に対応するWeb受発注
経済産業省の「令和6年度 電子商取引に関する市場調査報告書」によると、2024年の国内におけるB2B取引は金額ベースで約43.1%が電子商取引(EC)による取引とされている。大手企業間ではEDIやEC化が進む一方、中小企業が関わる取引では取引先ごとのITリテラシーの違いやEDI導入コストなどを背景に、FAXや電話、メールによるアナログな受発注が多く残っている。
同社はこうした課題に対し、取引先に特別なシステムや知識を求めず、メールとWebブラウザだけで完結できる仕組みを開発した。自社調査によると、個別契約と継続契約の両方に1つのシステムで対応できるWeb受発注の仕組みはこれまでにないものだという。個別契約には電子契約の仕組みを応用し、メールで送信された注文原稿を取引先が承認する「電子注文書」を提供する。継続契約には、合意した見積単価のまま簡易B2Bカートから繰り返し発注を受け付けられる「見積連動カート」を提供する。
Web受注から倉庫管理までを一元化
本仕組みでは、Web受注、販売管理、OMS(受注一元管理)、WMS(倉庫管理)がひとつのシステムとしてつながり、商品や取引先などのマスターも一つに統合される。これにより、従来のWeb受発注システムで生じていたOMSやWMSとの個別API連携カスタマイズ、CSVファイルによる手作業のデータ連携、複数システム間での二重・三重のマスター管理といった負担を解消し、受けた注文を出荷まで直接つなげることが可能となる。
また、Web上で見積書の作成から送信、社内送信ワークフローまでを行える「Web型見積管理」や、取引先ごとの与信管理および反社会的勢力チェックの履歴を記録・管理できる「取引先管理」も標準提供する。さらに、既存のEDI取引との併用にも対応しており、OMSのカスタマイズ機能を通じて大手取引先とはEDI、中小取引先とはWeb受発注という使い分けを同一システム上で実現できる。
代表取締役の伊藤彰弘氏は、ECと同様に注文をデータで受け取りそのまま出荷までつなげる仕組みを目指したとした上で、「転記から解放された時間を、商品やお客様のために使っていただく。その当たり前を、中小企業の受発注に届けてまいります」とコメントしている。
提供方針と販売概要
導入企業の要件に合わせ、2種類の製品を通じて提供される。「コマースロボ」では「コマロボ受発注」ブランドとして展開する。
- コマースロボ(コマロボ受発注):Web受発注と倉庫管理をつなぎたい企業を対象とし、Web受発注と出荷を連動させるシンプルな構成で提供する
- eerp:ERPを利用したい中小企業を対象とし、見積・販売管理・在庫などの基幹業務と一体で運用する

- 正式販売開始:2026年11月1日(予定)
- 無料トライアル:2026年10月13日より受付
- 提供製品URL:
- 「コマロボ受発注」:https://www.commerce-robo.com/order/
- 「eerp」:https://eerp.jp/
株式会社コマースロボティクス 会社概要
- 会社名:株式会社コマースロボティクス
- 所在地:〒105-0004 東京都港区新橋5-10-5 PMO新橋II 4階
- 代表者:代表取締役 伊藤彰弘
- 設立:2013年7月
- コーポレートサイト:https://commerce-robotics.com/
- 事業内容:WMS「エアロジ」(https://www.ec-zaiko.net/ )、OMS+WMS一体型EC管理システム「コマースロボ」(https://www.commerce-robo.com/ )、中小企業向けクラウドERP「eerp」(https://eerp.jp/ )、AIお問合せツール「Fastdesk」(https://fastdesk.jp/ )などのSaaSの開発・提供
本記事は株式会社コマースロボティクスの発表をもとに作成。取引高の比率は経済産業省「令和6年度 電子商取引に関する市場調査報告書」に基づく。
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