Dellows News

Dida HoldingsとVORTEXが戦略的業務提携に向け基本合意書を締結

AIファーストを掲げるグローバル旅行テクノロジー・流通企業のDida Holdings(以下「Dida」)は2026年10月9日、日本の事業開発・投資会社である株式会社VORTEX(以下「VORTEX」)と基本合意書(MOU)を締結したと発表した。両社は日本において戦略的業務提携を構築し、交通、観光および関連分野を中心に、業種横断的な事業機会の創出に共同で取り組むとしている。

訪日旅行者向け事業や新商品開発を想定

提携を通じて、DidaはVORTEXが日本国内で有する企業リソースおよびビジネスネットワークを活用し、潜在的なパートナーの発掘を進めるとともに、具体的なビジネス機会へと発展させていくとしている。

具体的には、訪日旅行者と日本の小売・サービス事業者をつなぐ取り組みや、日本市場向けの新たな旅行商品の開発などを想定している。日本におけるDidaの現地ネットワークをさらに拡充し、中核事業である旅行流通事業を補完することを目的としている。

新規事業開発などで独占協業 既存取引は維持

日本における新規事業開発、M&Aおよびその他の戦略的協業について、DidaとVORTEXは独占的に協業するとしている。

本提携はDidaが日本で推進するビジネスネットワーク構築の取り組みの一環であり、同社の日本における既存事業に影響を及ぼすものではないとしている。現行の事業運営、パートナーシップおよび取引条件に変更はなく、既存のホテルパートナー、サプライヤーおよび顧客は、これまでと同様に引き続きDidaの日本チームと直接取引できると説明している。今後、個別プロジェクトの進捗に応じて、両社はさらなる協業の深化についても検討する方針だ。

両社代表のコメント

Dida Holdings グループCEOのDaryl Leeは、日本はグローバルな顧客にとって極めて重要なデスティネーション市場の一つであるとした上で、「特に業種横断的な具体的機会において同社と協業することで、日本におけるリーチを拡大するとともに、現地のパートナーの皆様とすでに築いている強固な関係をさらに補完できるものと考えています」とコメントしている。

また、株式会社VORTEX 代表取締役の林 健二は、「VORTEXが日本で培ってきた事業開発力、企業ネットワークおよび販売チャネルと、Didaがグローバルに有する旅行、航空、顧客および流通ネットワークを掛け合わせることで、日本と世界の市場をつなぐ新たなビジネス機会を創出してまいります」とコメントを寄せている。

両社の概要

Dida

  • 設立:2012年
  • 本社所在地:深圳(アジア太平洋地域を中心に主要拠点を展開)
  • 事業内容:B2B旅行エコシステム向けのグローバルなAIファースト旅行テクノロジーグループ。ホテル、航空会社および付帯サービス事業者の旅行コンテンツを、旅行会社、TMC(出張管理会社)、ツアーオペレーター、OTA、ホールセラーおよびその他の流通パートナーへ接続。中核事業としてDida Hotels、Dida Flights、Dida Go、Dida Experiencesを展開
  • URL:www.dida.com

株式会社VORTEX

  • 設立:2010年
  • 事業内容:事業開発、投資、資本業務提携、新規事業の創出。日本国内において大型店舗支援プラットフォーム、決済プラットフォーム、サプライチェーン構築、旅行商品開発などを展開。主力プラットフォームとして総合店舗サービスプラットフォーム「Storeformer(ストアーフォーマー)」を提供
  • URL:https://www.vortex-jp.com

本記事はDida Holdingsの発表をもとに作成

アクセスランキング

今日

1週間