Dellows News

ラピダス千歳工場向け工業用水道で一部供給開始 日水コン参画事業で通水式

株式会社日水コンが参画する苫小牧地区工業用水道配水施設建設事業において、2026年10月1日に8,000m³/日の一部供給が始まり、これに合わせて10月8日に通水式が開催された。本事業は、北海道千歳市に建設されたRapidus株式会社(ラピダス社)の次世代半導体製造工場へ工業用水を供給するための配水施設を整備するものである。株式会社日水コンは配水管1工区および中継ポンプ場建設の2業務に参画している。

通水式の開催と一部供給の開始

苫小牧地区工業用水道配水施設建設事業において一部供給が開始されたことに伴い、10月8日に通水式が行われた。式典には北海道知事や関係自治体の首長、経済産業省、ラピダス社、株式会社日水コンを含む事業関係者が出席した。会場では北海道企業局より本事業の整備成果が報告され、事業推進に尽力した関係機関へ謝意が示された。

次世代半導体製造工場を支える配水施設整備の背景

半導体の経済安全保障上の重要性が高まる中、政府は国内の生産基盤の強化に取り組んでいる。北海道千歳市では国の支援の下、ラピダス社による次世代半導体製造工場の整備が進められており、半導体をはじめとする戦略産業の集積には生産活動を支える工業用水などの関連インフラ整備が不可欠とされる。こうした新たな工業用水需要に対応するため、北海道企業局は既存の苫小牧地区工業用水道を活用し、千歳市へ工業用水を供給する配水施設を整備している。

参画する2業務の概要と今後の予定

苫小牧地区工業用水道配水施設建設事業は、千歳・苫小牧間の配水施設(配水管全3工区・中継ポンプ場)を新設・増強する事業である。株式会社日水コンはコンソーシアムの構成員として、配水管1工区および中継ポンプ場建設の2業務に参画している。各業務の概要は以下の通りである。

苫小牧地区工業用水道配水施設建設事業(配水管1工区)

  • 契約期間:2024年2月~2027年2月
  • 施設規模:全3工区(L=23km)のうち1工区(L=8.9km)
  • 事業方式:DB方式(デザインビルド)
  • 構成企業:代表企業 岩倉建設株式会社(本社:北海道札幌市、代表取締役社長:鈴木 泰至)、構成企業 菱中建設株式会社(本社:北海道札幌市、代表取締役社長:池添 卓哉)、株式会社日水コン(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:中西 新二)、グローバル設計株式会社(本社:北海道札幌市、代表取締役:増田 誠)
  • 契約金額:3,275,052,000円
  • 当社の役割:設計業務・施工管理業務
  • 当社分担業務額:112,739,000円

苫小牧地区工業用水道配水施設建設事業(中継ポンプ場建設)

  • 契約期間:2024年11月~2027年9月
  • 施設規模:能力24,000m³/日
  • 事業方式:DB方式(デザインビルド)
  • 構成企業:代表企業 前田建設工業株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長執行役員:前田 操治)、構成企業 岩倉建設株式会社(本社:北海道札幌市、代表取締役社長:鈴木 泰至)、株式会社日水コン(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:中西 新二)
  • 契約金額:2,609,860,000円
  • 当社の役割:設計業務・工事監理業務
  • 当社分担業務額:134,816,000円

今後については、配水管1工区の残区間(幹線分岐~中継ポンプ場)および中継ポンプ場の完成を経て、2027年4月から契約水量全量の24,000m³/日を供給する予定となっている。株式会社日水コンは事業で培った知見や技術力を生かし、社会・産業を支える水インフラの整備を通じて潤いのある持続可能な社会の実現に貢献していくとしている。

株式会社日水コンの概要

東京都新宿区西新宿6-22-1(新宿スクエアタワー)に本社を置き、代表取締役社長を中西 新二が務める株式会社日水コンは、水を専門とした建設コンサルタントである。水道・下水道・河川を中心に流域全体にわたる水関連事業を展開しており、1959年の創業以来、事業活動を通じて水に関する社会課題の解決に取り組んでいる。

  • 社名:株式会社日水コン(東京証券取引所 スタンダード市場 証券コード261A)
  • 本社:〒163-1122 東京都新宿区西新宿6-22-1(新宿スクエアタワー)
  • 設立年月日:1959年5月25日
  • 資本金:193,765,000円

本記事は株式会社日水コンの発表をもとに作成。

アクセスランキング

今日

1週間