Duolingoが語学学習トレンドを発表、日本が世界一の学習熱心国に
世界最大の語学学習アプリ「Duolingo」を提供するDuolingo, Inc.が、月間アクティブユーザー1億1,300万人超のデータに基づく年次レポート『Duolingo Language Report 2024』と、日本国内4,700名を対象とした『日本国内における語学学習に関する調査』の結果を発表した。
世界で最も学習熱心な国のランキングでは、日本が1位に返り咲いた。英語学習においても日本は上位にランクインしている。世界で最も人気のある言語ランキングのトップ5は昨年と変わらず、日本語は4年連続5位の人気を維持した。英語が最も学ばれている国の数は前年比10%以上増の135カ国に達し、学術的・職業的な目的だけでなく趣味や娯楽のために学ぶ人も多いことがわかった。
日本国内の語学学習方法は、昨年に続き「アプリ」が最多だった。ChatGPTの利用率は前年の6.1%から10.9%に伸び、若年層を中心に会話型AIツールの活用が広がりつつある。AIツールは質問の自由度が高く時間に縛られないメリットがある一方、臨場感の少なさや信頼性、プロンプト作成の手間などの課題も浮き彫りになった。
Duolingoはゲーム感覚で楽しめる学習法が支持され、言語だけでなく数学や音楽など多教科のコースを提供している。個別最適化された効果的な学習を可能にする最先端のAI技術を活用し、世界5,500以上の教育機関で採用されているオンライン英語試験も手がけている。