直近1年間に利用した食用油は? 食用油の利用状況を調査
マイボイスコム株式会社が2024年11月に実施した「食用油」に関するインターネット調査によると、直近1年間に利用した食用油は「オリーブオイル」と「ごま油」が各7割弱、「サラダ油」が6割となった。「オリーブオイル」「キャノーラ油、なたね油」「ごま油」「こめ油」は、女性や高年代層で利用率が高い傾向にあった。
調査対象者の6割強が週4~5回以上食用油を利用しており、男性では5割強、女性では7割強が高頻度で使用していた。利用場面は「加熱調理する料理」が94.8%と最も多く、次いで「加熱しないで料理に使う」が41.3%、「食べるものにそのままかける」が26.7%だった。
購入時の重視点は「油の種類」が61.1%でトップ、次いで「価格」が45.5%、「味」が30.4%となった。女性や高年代層では「油の種類」を重視する傾向が強く、「原材料」「健康によい」「容量、サイズ」「賞味期限・消費期限」「メーカー」も女性高年代層で重視されていた。
直近1年間に食用油を利用した人の半数弱が、食用油に何らかの効果・効能を期待していた。期待する効果・効能の上位は「悪玉コレステロールを下げる」が19.8%、「生活習慣病予防」が17.3%、「動脈硬化・血栓の予防」が14.8%で、いずれも高年代層で期待度が高かった。
効果・効能を期待して利用している食用油は「オリーブオイル」が37.1%でトップ、次いで「ごま油」が19.8%、「サラダ油」と「亜麻仁油」が各1割強だった。「オリーブオイル」と「ごま油」は女性や高年代層での利用率が高かった。