ZIPAIRとみんなの銀行が金融活用で提携へ
株式会社みんなの銀行と株式会社ZIPAIR Tokyoは、「金融を活用した価値共創にかかる基本合意書」を締結し、ZIPAIRの航空券予約サービスにおいて、みんなの銀行の金融機能・サービスを活用することについて検討を開始する。
ZIPAIRは、「NEW BASIC AIRLINE」をコンセプトに、現代に合ったサービスクオリティと究極のコストバリューを両立する、革新的なエアラインである。デジタルネイティブ世代に対応したサービスを提供しており、スマートフォンひとつで顧客体験をカスタマイズできる。機内では、いつでも機内販売品をオーダーでき、無料のインターネットに接続することでSNSやインターネット検索など、地上と同じような体験が楽しめる。
一方、みんなの銀行は、日本初のデジタルバンクとして、デジタルで「銀行」そのものを再デザイン・再定義することを掲げている。また、サービスコンセプトの1つに「みんなの『暮らし』に溶け込む」を掲げ、BaaS(Banking as a Service)事業におけるビジネスパートナーとの共創を通じて、暮らしと隣接した様々な消費・購買と金融機能がシームレスに結び付いた新たなサービス体験の提供を目指している。
今回の基本合意は、テクノロジーマインドを持つ両社が業態を超えて連携し、イノベーティブなチャレンジをすることで、顧客に新たな価値提供することを目的としている。連携内容の詳細については、改めて発表される予定だ。
両社の強みを活かした協業により、航空券予約と金融サービスが融合した、利便性の高い革新的なサービスが生まれることが期待される。デジタル時代における新たな顧客体験の創出に向けて、今後の両社の取り組みが注目される。