newmo北海道がエゾタクに社名変更 札幌の新川通営業所を正式開業
newmo北海道株式会社はエゾタク株式会社に社名を変更し、新タクシーブランド「エゾタク」として2026年10月8日(木)に新川通営業所を正式に開業した。同社はモビリティスタートアップであるnewmoグループの一員として北海道内での事業を展開している。地域の移動需要が高まるなか、テクノロジーの活用や若手・未経験者の採用を通じて持続可能な地域交通の実現を目指す。
道内の交通課題と事業展開の背景
北海道では、国土交通省のタクシー乗務員数の推移によると、タクシー乗務員数が2020年以降約20%減少するなど移動の担い手不足が深刻な課題となっている。また、降雪量の多さから冬季は除雪への対応や車両の維持管理、安全運行の確保など運営体制や投資の負担も大きく、タクシー経営が難しい地域と言われている。
一方で移動需要は高まっており、2025年の新千歳空港の旅客数は過去最多となる2,583万人を記録するなど、観光・インバウンド需要が拡大している。
newmoはこれまで大阪・神奈川・東京・沖縄にてタクシー事業を展開してきたが、2026年6月にnewmo北海道株式会社を設立した。2026年8月25日に札幌交通のタクシー事業の一部を譲受し、同日より引き継いだ小樽営業所でnewmoグループとして運行を開始している。その後、2026年8月25日付で社名をエゾタク株式会社へ変更し、札幌の新川通営業所の正式開業に至った。




エゾタクという名称は、代表の野地をはじめとする北海道出身メンバーが名づけた。この土地が育んできた歴史や文化、自然を大切にしながら移動の足を守って次の世代につなぎ、地域の人々に親しみを持って呼んでもらえる存在になっていくという想いが込められている。
エゾタクでは、デジタル化した営業所を整備し、GO・Uber・DiDiなど主要な配車アプリを幅広く導入するとともにキャッシュレス決済に対応する。また、需要を可視化するヒートマップやAIを活用したデイリーフィードバックなど、乗務員の稼働改善を支える教育ツールを導入している。
開業に向けたドライバー採用では、募集開始から約3ヶ月で応募者数が700名を超えた。採用者の約半数を20〜30代が占め、2026年9月時点の平均年齢は40.2歳と、全国のタクシー乗務員の平均年齢56.8歳を大きく下回っている。未経験からの入社も約半数にのぼり、二種免許の取得支援など早期に活躍できる育成体制を整えている。
今後の展望と会社概要
エゾタクは今後、採用力やAIを活用した業務DXを取り入れ、乗務員の確保と稼働の改善を進めていくとしている。道内で担い手の基盤をさらに広げ、エゾタクブランドのもとで札幌圏の移動を次の世代へつないでいく方針だ。
- 法人名:エゾタク株式会社(旧・newmo北海道株式会社)
- 代表取締役:野地 春菜
- 所在地:北海道札幌市北区新川3条3丁目1-5 フラワービル
- 設立:2026年6月22日
- 事業内容:一般乗用旅客自動車運送事業(タクシー)
- URL:https://newmo-taxi.jp/hokkaido/
本記事はエゾタク株式会社の発表をもとに作成。
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