パナソニック車載事業が新体制へ、アポロとの戦略的パートナーシップにより成長戦略を加速

パナソニック オートモーティブシステムズ株式会社(PAS)は、2022年12月2日、Apollo Global Management Inc.をはじめとするアポロ・グループ(Apollo)との戦略的パートナーシップに基づく新しい経営体制へと移行した。これは、2024年3月29日にパナソニック ホールディングス株式会社(PHD)とApolloが締結した株式譲渡契約及び株主間契約に基づくもので、ApolloがPHDからPASの株式の80%を取得したことによる。

PASは、Apolloとの戦略的パートナーシップの下、経営変革の加速、強みの研ぎ澄まし、ポートフォリオマネジメントの加速に焦点を当てる。具体的には、新戦略的焦点・合理化された組織体制を通じて世界一のオペレーション能力を実現し、ソフトウェア開発力を更に強化して車載コックピット領域の進化を牽引する。また、更なる成長に向けて事業ポートフォリオの最適化を検討していく。

PASは、「持続可能なモビリティ社会を創造する」をミッションとし、クルマのSDV化や電動化にフォーカスをあて、コックピット関連事業への取り組みを核に、新たな移動体験価値を提案していく。そのうえで、Apolloの経営資源や投資経験、ネットワークなどを活かしPASの更なる成長を目指す。

カーメーカーやユーザーに寄り添いながら、安心・安全で快適、環境にも配慮した心地よい移動体験を生み出す、世界一の「移ごこちデザイン」カンパニーを目指すとしている。

valvix

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