いえらぶGROUPが工事管理を調査、Excel利用が51.2%で最多
株式会社いえらぶGROUPは、不動産会社を対象に実施した「工事管理に関するアンケート調査」の結果を発表した。調査によると、工事に関する情報や進捗の管理方法として「Excel・スプレッドシート」が51.2%で最も多く使われている実態が明らかになった。また、工事管理業務においては関係者との連絡や書類管理などに負担を感じている不動産会社が多い状況も示されている。

工事に関する業務を行っている不動産会社(※工事に関する業務を行っている不動産会社:n=82)に対し、工事に関する情報や進捗の管理方法を尋ねたところ、「Excel・スプレッドシート」が51.2%と最多となった。次いで「メール・電話・チャットツール」が47.6%、「紙・書類」が37.8%と続いた。

一方で、「不動産管理システム」は19.5%、「工事管理システム」は17.1%にとどまったほか、「わからない」が19.5%、「その他」が1.2%となった。工事に関する情報を専用のシステムで管理している企業はいずれも2割未満であり、複数のツールを使い分けながら情報を管理している実態がうかがえる。
業務の負担は業者とのやり取りや写真・書類の管理に集中
工事管理において負担に感じている点についての質問では、「業者とのやり取り・情報共有」が35.4%で最も高い割合を占めた。

続いて「写真・書類などの管理」が34.1%、「見積書・請求書などの管理」が30.5%、「工事の進捗管理」が29.3%、「社内での情報共有」が23.2%、「複数の工事案件の一元管理」が19.5%となった。なお、「わからない」は22.0%、「特にない」は18.3%だった。工事そのものの進行だけでなく、関係者との連絡調整や書類・進捗の管理といった付随業務に負担を感じる傾向がみられる。
一元管理システムの利用意向は41.5%

工事の進捗や業者とのやり取り、写真や書類などを一元管理できるシステムがあれば利用したいかという設問では、「利用したい」が41.5%、「どちらともいえない」が41.5%と同率になった。「利用したいと思わない」は17.0%にとどまっている。
同社常務取締役の庭山健一氏は、管理戸数や工事案件が増えるほど連絡や確認の手間が増加することを指摘し、個人の経験や個別の管理に依存せず誰でも情報を確認できる仕組みを整えることが安定した業務運営につながるとの考えを示している。
調査の概要
今回の調査の概要は以下の通り。
- 調査期間:2026年9月4日~2026年9月14日
- 調査機関:株式会社いえらぶGROUP
- 調査対象:「いえらぶCLOUD」を利用している不動産会社の従業員など
- 有効回答:118件(※工事に関する業務を行っている不動産会社:n=82)
- 調査手法:インターネットアンケート調査
株式会社いえらぶGROUPは東京都新宿区西新宿2-6-1 新宿住友ビル50階に拠点を置き、代表取締役を岩名泰介氏が務める企業で、不動産業界向けに「いえらぶCLOUD」や「いえらぶBB」などを提供している。
本記事は株式会社いえらぶGROUPの発表をもとに作成。
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