サウナイデアが設立5周年に向け柏や石川など3施設での設計思想を公開
サウナイデア株式会社(代表取締役:島田大輔)は、2026年10月8日に設立5周年を迎える節目として、手がけてきた施設を通じたサウナの設計思想を公表した。同社は利用者がその場所でどのような時間を過ごすかという視点を重視し、空間構成から空気環境、素材選び、清掃や維持管理のしやすさに至るまで細部を検討しているという。

室温や設備仕様だけでなく、呼吸のしやすさや肌に触れる素材、腰掛けた姿勢、休憩場所までの距離なども体験を左右する要素とし、身体感覚と敷地・建築条件を往還しながら心地よく使い続けられる空間づくりを進めている。
細谷真大氏がプロデュースするsauna KOHAKU

千葉県柏市の「sauna KOHAKU」は、プロサッカー選手・細谷真大氏がプロデュースする、リカバリーをコンセプトにしたサウナ施設である。

同社はプロデュースの思いを施設全体の体験として具現化するため、サウナ、水風呂、休憩へと移る動線を考慮し、落ち着いて過ごせる空間構成を検討した。段の異なるベンチや休むための独立した空間を設け、その日の状態に合わせて過ごせる配慮を行っている。また、照明や色彩、視界に入るものにも配慮し、日常の中で自分の身体に意識を向けられる居場所を目指した。

地域の自然と調和するTAKIGAHARA SAUNA

石川県小松市の「TAKIGAHARA SAUNA」では、隈研吾建築都市設計事務所が建築設計を監修し、SAUNaiDEAがサウナ監修を担当した。

能登ヒバや地元の杉、康美青の石風呂、鞍掛山を望む風景など、土地の素材や環境を体験の一部として取り入れている。サウナに入り、身体を冷やし、外で過ごす一連の行為を滝ヶ原の風景と結びつけ、室内で感じる木の質感から外で触れる風、休みながら眺める景色へと、建築の内外を通じてその土地を感じられる体験が構築された。

福井県のESHIKOTOに誕生する一棟貸切ヴィラ「歓宿縁 聚 TSUDOI」では、フィンランドの建築設計事務所Studio Puistoと協業した。SAUNaiDEAはStudio Puistoの設計を、日本の利用者の身体感覚、風土、材料、法規などに照らして実現するための提案と調整を担当した。
設計の意図を共有しながら対話を重ね、特に木材の選定に時間をかけたとしている。日本とフィンランドでは生育する樹種や木材の性質が異なるため、実証実験を重ねながら採用材料を検討した。地域の木を用いることや木が持つ背景にも向き合い、フィンランドの設計思想と日本の風土をつなぐ空間づくりに取り組んでいる。
建築家が集まり設立された同社は、今後も施主や設計者、つくり手との対話を重ね、その場所や人に適したサウナづくりを続けていくとしている。
- 社名:サウナイデア株式会社
- 本社所在地:東京都目黒区自由が丘2丁目16番12号RJ3
- 代表取締役:島田大輔
- 事業内容:サウナ設計、サウナ設置、コーディネート、サウナプロダクトの企画・製品化、サウナイベント企画、サウナコンサルティング、サウナプロデュース
- 公式ウェブサイト:https://saunaidea.tokyo/
本記事はサウナイデア株式会社の発表をもとに作成しています。
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