アルダグラムのKANNA、工程表の新機能ベースラインを提供開始
株式会社アルダグラムは、現場AIプラットフォーム「KANNA」において、工程表の新機能「ベースライン」の提供を開始しました。本機能は契約時や着工時など任意のタイミングで保存した工程表を比較基準として、現在の計画や実績と重ねて表示できる機能です。発注者への進捗報告や工期に関する協議など、計画と現在の状況を客観的に示す必要がある場面での活用を支援します。
計画の変更経緯を工程表上で可視化
建設現場では天候や資材調達、人員体制、設計変更などにより施工中に計画が変更されることが多く、状況に応じた工程表の更新が求められます。しかし、工程表を更新して以前の計画が上書きされると、当初の計画内容や計画との差が生じた工程を後から確認することが難しくなる課題がありました。
そのため、従来は基準となる工程表をExcelなどで別途保存したり、過去の資料や担当者の記憶をもとに振り返ったりする必要があり、進捗報告や工期協議の際にも確認作業が発生していました。今回の機能により、過去の計画を残しながら現在の計画・実績との変化を把握できる環境が整えられました。
新機能「ベースライン」の特徴
契約時や着工時などに保存した工程表を「ベースライン」として現在の工程表に重ねて表示することで、各工程の計画期間と現在の計画・実績を同じガントチャート上で確認できます。開始日や終了日、工期にどのような変化が生じているかを視覚的に把握でき、ベースラインは1つの工程表につき最大10件まで保存して切り替えが可能です。

また、KANNAの工程表とS-Curveで同じベースラインを共有できます。工程表では各工程の開始・終了時期や工期の変化を確認し、S-Curveではプロジェクト全体の計画・実績・予測の推移をグラフ上で比較できます。工程表で選択したベースラインはS-Curveにも引き継がれるため、画面遷移ごとに比較基準を再設定する必要はありません。
なお、本機能の利用には、工程表オプションのご契約、予実管理機能の有効化など、所定の利用条件があります。

協議の根拠としての活用と今後の展望
開始時にベースラインを保存しておくことで、計画がどのように変化してきたのかを客観的に示しやすくなります。発注者への進捗報告や工程変更の経緯確認、工期に関する協議に活用できるほか、ベースラインを反映した工程表はExcelとして出力することも可能です。
今後は、ベースラインに対する工程の遅れのハイライト表示や、基準計画との差分を日数で表示する機能などの拡充が検討されています。さらに、ベースラインを基準にした遅延の把握や通知、AIを活用した遅延要因の分析なども視野に入れ、工程管理体験の支援を目指すとしています。
KANNAおよびアルダグラムの概要
現場AIプラットフォーム「KANNA」は、建設業、不動産業、製造業などのノンデスクワーク業界における生産性向上を支援するサービスです。世界100カ国以上・10万社(利用社数には、無料プランを利用する協力会社などを含みます)に利用され、日本語・英語・スペイン語・タイ語・ベトナム語・インドネシア語の6言語に対応しています。「KANNAプロジェクト」と「KANNAレポート」の2つのサービスを展開しています。
株式会社アルダグラムの会社概要は以下の通りです。
- 社名:株式会社アルダグラム
- 所在地:東京都港区虎ノ門二丁目2番1号 住友不動産虎ノ門タワー 26階
- 代表者:代表取締役 長濱 光
- 設立:2019年5月
- 事業内容:現場AIプラットフォーム「KANNA」の開発・提供
- URL:https://aldagram.com/
- KANNAプロジェクト:https://lp.kanna4u.com/
- KANNAレポート:https://lp.kanna4u.com/report/
本記事は株式会社アルダグラムの発表をもとに作成。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



