CXが店舗コンサル事業開始 TSUTAYAノウハウで他社支援
カルチュア・エクスペリエンス株式会社(CX)は、40年間にわたり全国約800店舗の「TSUTAYA」を運営する中で培ったノウハウを活用し、店舗運営を行う他事業者向けに「店舗コンサルティングサービス」の提供を2024年11月より開始する。
このサービスでは、事業者ごとの課題やニーズに合わせて、販促支援、出店戦略支援、店舗運営の標準化・効率化支援、本部強化支援など、様々なソリューションを組み合わせて提供する。販促支援では、販促物の企画・デザイン・製造・配送までワンストップで提供し、出店戦略支援では、商圏設定やマーケット分析、店舗コンセプト策定などを行う。
また、店舗運営の標準化・効率化支援では、TSUTAYAの書店運営ノウハウを活用し、作業の効率化や適正化、チームビルディングなどを支援する。本部強化支援では、店舗監査代行やTSUTAYA独自の求人メディア「お仕事発見T-SITE」を活用した人材採用支援、スーパーバイザー育成などを行う。
CXは、2023年10月1日に社名変更し、TSUTAYAのFC事業と卸事業を統合したCCCと日販GHDの共同事業会社として新たな一歩を踏み出した。社会の価値観が「モノ」から「心の豊かさ」へと変化する中、CXは提供するサービスや場を通じて社会に貢献していく方針だ。
この「店舗コンサルティングサービス」を通じて、CXは事業者の店舗および事業の持続的成長の実現をサポートし、顧客価値の高い店舗づくりに寄与していく。