セントラルメディエンス、職員ポータルにストレスチェック機能を追加
医療従事者のマッチングや医療部材の卸、医療機関経営支援などの事業を展開する株式会社セントラルメディエンスは、病院・クリニック・介護施設向けの職員ポータル「ラクパス for Hospital」に「ストレスチェック」機能を追加しました(2026年9月)。これまで個別の外部サービスとして扱われることもあったストレスチェックを、お知らせや勤怠、安否確認と同じポータルで一元管理できるようになります。受検の案内から未受検者への受検勧奨、その記録までをひとつの画面で行える体制を整えました。
改正法対応を見据えた機能追加の背景
2025年5月公布の改正労働安全衛生法により、2028年4月1日から50人未満の事業場にもストレスチェックが義務化されます。医療・介護は、令和6年度に精神障害の労災請求・支給決定がともに業種別で最多となった分野です。
一方で、看護助手・介護職・調理・清掃など、業務用のメールアドレスを持たない職員もおり、対象者全員に受けてもらうための受検案内や勧奨に手間がかかる実態がありました。また、外部サービスを別に契約して実施する場合、システムごとに名簿管理や案内が分かれ、担当者と職員の負担が増加する課題がありました。
未受検者への個別勧奨ログ記録と集団分析機能
本機能では、日常的にお知らせやチャットを確認するホーム画面からそのまま受検できるほか、ナースステーションの共用PCやタブレットからも受検が可能です。実施期間中には未受検の職員のスマートフォンにのみ受検のお願いを表示でき、送信日時と本人が確認した日時を受検勧奨ログとして記録し、CSVで出力できます。個人の結果は本人と医師・保健師等の実施者のみが閲覧可能です。
開発には医師、産業医、産業保健師、精神保健福祉士が関わっており、結果画面の助言文は産業医監修のマスタから生成されます。集団分析は厚生労働省の標準である「仕事のストレス判定図」に沿って集計され、総評や部署別の所見、改善提言をまとめた意見書が自動で作成されます。10人未満の部署は自動で集計から除外され、個人が推測されない設計となっています。


5か国語対応と報告書の自動作成
厚生労働省「職業性ストレス簡易調査票」(57項目)に加え、90項目版・120項目版を選択でき、日本語・英語・中国語・ベトナム語・ポルトガル語の5か国語に対応しています。外国語版を作成した厚生労働省の研究には、同社の前身であるVeritas Japan社が研究協力者として参加しました。
また、常時50人以上の事業場に義務づけられている労働基準監督署への報告(様式第6号の3)については、受検者数、面接指導を受けた人数、集団分析の実施有無を自動集計して記入内容を作成します。個人の結果は暗号化して保存され、実施者・実施事務従事者・施設管理者で閲覧範囲が分かれています。

利用プランと提供形態

ストレスチェック機能は「ラクパス for Hospital」の各プランで利用できます。
- BASICプラン:1人あたり月額200円(税別、受検人数にかかわらず追加費用なし)
- PROプラン:1人あたり月額350円(税別、集団分析を標準搭載)
- BASICプラン向け集団分析追加:1人あたり月額150円(税別)
PROプランのすべての機能は30日間無料でお試しが可能です。
株式会社セントラルメディエンス(代表取締役:中川隆太郎、所在地:東京都港区港南2-12-32 SOUTH PORT品川 8階)は2018年創業。「医療を止めない」を経営理念に掲げ、今後も機能の拡充と導入支援に取り組むとしています。
本記事は株式会社セントラルメディエンスの発表をもとに作成。
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