ソウルドアウトが独自のAI-BPR基盤So Compassの実運用を開始
ソウルドアウト株式会社は、デジタルマーケティングにおける業務フローを最新の生成AIおよびAIエージェントの活用前提で見直す独自のAI-BPR(Business Process Re-engineering)基盤『So Compass(エスオーコンパス )』の実運用を本格開始しました。
本取り組みは、デジタルマーケティングの定型・分析作業に先進のAIテクノロジーを組み込むことで業務プロセスを高度に標準化するものです。これにより、運用担当者が「戦略立案」「仮説構築」「深い顧客伴走」といった高付加価値業務に集中できる環境の実現を図ります。
AI前提の業務再設計とSo Compassの背景
従来の広告運用現場では、複雑なデータ集計や手作業による確認工程、ノウハウの属人化が課題となっていました。デジタルマーケティング領域において生成AIが実用水準に達したことを受け、ソウルドアウト株式会社では単なる作業自動化にとどまらず、現場の業務フローそのものをAI前提で抜本的に再設計するプロジェクトを推進し、本基盤を自社で構築しました。
基盤名の「So」はソウルドアウト、「Compass」は羅針盤を意味しています。将来自体にクリエイティブや戦略設計へと広げていく構想から領域を限定しない名称とし、AIが業務の進路を整え、人は顧客の事業成長という目的地に向けて伴走するという想いが込められています。
主要4領域における取り組みと工数削減の見込み
So Compassは、データ収集・蓄積からAIエージェントによる処理、アウトプットの生成までを一気通貫で連携させた基盤です。日常的なコミュニケーションツールを窓口に対話を行い、広告運用の主要工程における作業工数の大幅削減と品質向上を目指しています。主な4領域の取り組みは以下の通りです。
- 入稿・配信設定:事前登録された案件ルールや素材を参照し、媒体ごとの命名規則や仕様を適用した入稿用データをAIが自動構築します。指示入力からの自動生成により標準化を図り、作成時間の約6割削減を見込んでいます。
- 要因分析・レポート:広告成果の数値データに加え、過去の定性的な運用ログをAIが自律的に解析します。数値変動の背景や対策候補をAIが提示し、チャット上の対話を通じてHTML形式の定例会資料を作成することで、資料化工数の約6〜7割削減を見込んでいます。
- 進捗・予算管理:全社共通のデータマスタと運用自動化ツールを連携させ、管理基準の統一と異常値のアラート検知を実施します。管理工数の約50%削減を見込んでいます。
- 品質・安全管理:定義されたチェックルールに基づきツールが設定内容を機械的に自動点検し、コンサルタントの目視確認と掛け合わせたハイブリッド体制で確認漏れを防ぎます。

今後の展望とグループ連携
ソウルドアウト株式会社は、AIによる業務の標準化と「人」による伴走を両立させる支援の形を目指しています。So Compassによって生み出した時間を顧客との対話や提案の質の向上に再投資し、全国の中堅・中小企業の事業成長への支援を推進していく方針です。また、本取り組みは博報堂DYグループの横断的なAI専門家集団「HCAI Professionals」の活動の一環としても推進されます。
- 本社:〒112-0004 東京都文京区後楽1-4-14 後楽森ビル19F
- 代表者:北川 共史
- 設立:2009年12月16日
- 拠点数:全国に28の拠点
- コーポレートサイト:https://www.sold-out.co.jp/
本記事はソウルドアウト株式会社の発表をもとに作成しました。
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