AIM Japan、日本骨粗鬆症学会でX線AI解析のセミナーと研究成果発表
台湾のAlpha Intelligence Manifolds, Inc.(AIM)の日本法人であるAIM Japan株式会社は、2026年9月11日(金)~13日(日)に開催された「第28回日本骨粗鬆症学会」において、骨粗鬆症診療におけるAI活用をテーマとした共催セミナーおよび企業展示を実施しました。
会場では同社の画像解析技術を用いた日本人データによる国内臨床研究の成果が発表されたほか、国際シンポジウムでも台湾の臨床医が登壇し、骨粗鬆症診療におけるAI技術について講演が行われました。
共催セミナーでX線AI解析の実臨床応用を議論
朱鷺メッセ 新潟コンベンションセンターで開催された第28回日本骨粗鬆症学会(会長:新潟リハビリテーション病院 院長 山本 智章 先生、新潟南病院 女性診療科・婦人科部長 倉林 工 先生)には、全国から5,500名を超える医療従事者が参加しました。
2026年9月12日(土)に開催された共催セミナー「スイーツセミナー2」では、National Taiwan University Hospital/国立台湾大学病院のDr. Shao-Huai FuとAlpha Intelligence Manifolds, Inc.のDr. Qingzong Tsengが登壇しました。日常診療で撮影されている単純X線画像をAIで解析する研究について、臨床的な妥当性の検証や実臨床への応用に向けた課題が紹介され、会場には250名以上の医療従事者が参加しました。
国内臨床研究の成果をシンポジウムで報告
同日午前のシンポジウム25「骨粗鬆症診療のAI DX」では、新潟リハビリテーション病院の西野 勝敏 先生がAIMの画像解析技術を用いた国内臨床研究の成果を発表しました。
同研究は、通常診療で撮影された日本人成人女性の腰椎・股関節の単純X線画像を用いた後ろ向き研究です。AIによる推定BMDとDXAによるBMDとの関係、および骨量減少症・骨粗鬆症の識別能について検討結果が報告され、実臨床への応用に向けた今後の検証課題も示されました。
骨と骨格筋を解析する研究開発の取り組みを展示
企業展示ブースでは、「1回の撮影、2つの検診」を研究コンセプトとして、日常診療で撮影される単純X線画像から骨と骨格筋に関する情報を解析する研究開発の取り組みが紹介されました。骨粗鬆症とサルコペニアの双方を評価する可能性について、来場した医療従事者との意見交換が行われました。
今後の展開と規制ステータス
AIMは、東北大学病院AI Labとの研究成果として正面腰椎X線画像から骨密度を推定するDeepXray™ Spinaの日本人コホートにおける検証研究が「Journal of Clinical Densitometry」に掲載されるなど、国内機関との連携を進めています。今後も医療機関やパートナー企業との連携を通じて、日常診療の画像情報を活用できる実装モデルの構築を目指すとしています。
なお、DeepXray™ Spinaは海外の一部地域で医療機器として以下の許可・登録等を取得していますが、日本国内では薬事申請準備中であり、医療機器としての承認・認証は受けていません。
- 米国:FDA 510(k) clearance(K253192)
- 台湾:TFDA 医療機器許可(008246)
- ベトナム:MoH 医療機器登録(240000792)
- マレーシア:MDA登録済みDeepXray™にSpina機能を追加承認(GB4775126-226672)
会社概要
Alpha Intelligence Manifolds, Inc.(AIM)
- 所在地:台湾台北市
- 事業内容:医療画像AIソリューションの研究開発・販売
- 公式サイト:https://www.aimfolds.com/
AIM Japan株式会社
- 所在地:東京都中央区
- 事業内容:医療AI・医用画像解析技術に関する事業開発、学術・研究連携等
本記事はAIM Japan株式会社の発表をもとに作成されています。
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