食特化バイトアプリForkingが神戸大と産学連携プロジェクトを開始
Forking株式会社と神戸大学大学院国際文化学研究科の村尾元教授は、2024年11月より、食に特化したスキマバイトアプリに関する産学連携プロジェクトを開始する。このプロジェクトでは、「スポットワークにおける個人の成長やエンゲージメント向上を目的としたゲーミフィケーション等の有用性」について研究を行う。
Forking株式会社は、「人と地域の未来を『食』で紡ぐ」をビジョンに掲げ、現在は北海道で食に関わる仕事を中心としたスキマバイトアプリを展開している。このアプリでは、自身の経験や時間に合わせて働きたい働き手(Forker)と事業者のスポット求人のニーズをマッチングするサービスを提供している。
同社はこれまで、働き手に対し、飲食業界で働く楽しさを学ぶ仕組みやスキルアップを目指せるワークショップなど、様々なプログラムを用意してきた。今回のプロジェクトを通じて、スキマバイトという新しい働き方や収入のあり方を提供するだけでなく、働く楽しさや喜び、働くことで個人が成長を実感できる機能をアプリへ導入することを目指している。
Forking株式会社は、食の分野に特化し、関連する地場企業、大学や産業との結びつきを強めることで、日本全国に順次エリアを拡大し、地域経済活性化に直接的に寄与できるスキマバイトアプリの実現を目指している。
一方、神戸大学の村尾研究室(通称ムラボ)では、日常生活の中で感じる疑問や要望を解決するために、人工知能や機械学習などのデータサイエンス技術を利用して、様々なデータの分析や生活を豊かにするアプリケーションの開発を行っている。