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リクエスト、自律的な判断を促す図解実践ガイドを無料公開

組織行動科学®の研究・教育開発を行うリクエスト株式会社は、現場リーダーや人事・育成担当、仕事を任される人に向けて、図解実践ガイド「褒めているのに、なぜ自分で判断できるようにならないのか」を無料公開しました。

本資料はA4横・全22ページで構成されており、行動の定着や取り組む理由、実際に判断する経験を分けて捉え、教えることや任せること、次の仕事で確かめる内容を整理しています。引き継ぎメモを題材にした架空例や上司との対話例に加え、そのまま使える2枚の記入用シートが収録されています。

仕事の完了と条件が異なる場面での判断を分けて捉える

資料の中心となるのは、仕事が終わったことと、条件の違う仕事でも判断できたことを分けて確かめる視点です。正しい成果物ができた場合でも、本人が何を見て決めて上司が何を助けたのかに目を向ける重要性を提示しています。

また、褒める行為については、行動のあとに生じた出来事によって同様の条件でその種の行動が増える「強化」の機能や、肯定的なフィードバックが内発的動機づけを高めた実験研究結果を踏まえて解説しています。上司が判断と手順をすべて渡し、本人が条件を比べて決める機会まで引き受けてしまっていないかを現場で確かめる仮説を挙げています。自己決定理論に基づき、仕事の価値に納得して取り組む自律的な外発的動機づけと、仕事自体が面白いと感じる内発的動機づけを区別し、働く条件や支援を見直す視点も盛り込まれました。

一件の仕事に判断する経験を組み込む4つの手順

資料では、業務の中で判断する経験を設計する手順として以下の4段階を整理しています。

  1. 目的・知識・基準を教え、守る条件をそろえる(本人が選べる範囲と止めて相談する条件を決定)
  2. 任された範囲で、本人が確かめ、方法を選ぶ
  3. 工夫と結果を、成果物と受け手の反応から照合する
  4. 次の一件で、条件に合う対応を選べたか確かめる

応用には方法を変えることだけでなく、同じ方法を続けることや止めて相談することも含まれるとしており、相談回数の減少などの一面だけで判断せず、事実の記録をもとに対応を確認するアプローチを示しています。

本資料は「自分で続ける仕事を、どうつくるか」に続く資料として位置づけられており、構成は以下の通りです。

  • 3~7ページ:強化、動機づけ、判断を上司が引き受け続ける場面の整理
  • 8~17ページ:教える・任せる・結果を照合する・別の条件で確かめる具体例
  • 18ページ:一件の仕事を始める前の記入用シート
  • 19ページ:実践後と次の一件を確かめる記入用シート
  • 20~22ページ:前回の資料・原文へのリンク、研究出典6件と参照範囲

主な参照先として、Deci・Koestner・Ryan(1999)、Gagné・Deci(2005)、Ryan・Deci(2020)、Stokes・Baer(1977)などの研究が掲載されています。なお、本資料は研究知見と同社の実践上の視点に基づく提案であり、手順や書式の効果を検証したものではありません。980社・33.8万人は同社の研究基盤の規模であり、本資料の効果検証数ではないとしています。

リクエスト株式会社は、東京都新宿区新宿3丁目4番8号 京王フレンテ新宿3丁目4Fに本社を置き、代表取締役は甲畑 智康が務めています。「成果につながる方法を、本人が使える仕事へ。」を軸に、組織行動科学®の研究・教育開発と実践支援に取り組んでいます。

  • 公式サイト:https://requestgroup.jp/
  • お問い合わせフォーム:https://requestgroup.jp/request
  • メール:request@requestgroup.jp

本記事はリクエスト株式会社の発表をもとに作成しました。

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