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GigamonとSplunkが戦略提携 分散データ管理と可視化を強化

Gigamonは2026年10月6日、Cisco傘下のSplunkとの戦略的パートナーシップを発表した。Gigamon Deep Observability PipelineとSplunk Federated Searchを連携させ、組織が分散したテレメトリデータへアクセスし分析できるよう支援する。データの集中化や重複を伴わずに、環境全体における可視性の維持と運用効率の向上を図る。

ハイブリッド環境やAI駆動型環境においてデータ量が増大する中、セキュリティチームやITチームはデータ管理コストの増加と完全な可視性の維持の間で選択を迫られている。両社の連携は、分散データへのアクセス、管理、運用を効率化することで、このトレードオフを解消することを目指している。

Gigamon Deep Observability Pipelineは、南北および東西のトラフィックフロー全体にわたってアプリケーションメタデータを抽出および強化し、生のネットワークトラフィックを高精度で実用的なテレメトリに変換する。これに対し、Splunk Cloud Platformを基盤とするCisco Data Fabricの中核コンポーネントであるSplunk Federated Searchが、分散データセットをその場でクエリおよび分析可能にすることで、不要なデータ移動を発生させずに統合された可視性を提供する。

シスコのSplunkプラットフォーム製品管理担当副社長であるSeth Brickman氏は、両社の技術を組み合わせることで、大量のデータ管理にかかるコストと複雑さを軽減しながら、より豊富な洞察を得られると述べている。また、Gigamonのクラウドエコシステム担当副社長であるSrinivas Chakravarty氏は、不要なデータ移動や取り込みコストを削減し、セキュリティおよびオブザーバビリティのワークフロー全体で脅威の早期検出が可能になると説明している。

今回のパートナーシップでは、顧客の選択権を尊重する姿勢が中核に据えられている。組織はSplunk Cloud Platform indexes、Amazon S3、Azure Blob Storage、その他のサードパーティ製リポジトリなどからデータの保存場所を選択でき、すべての環境にわたってシームレスな統合アクセスを維持できる。これにより、パフォーマンス、コスト、コンプライアンス、データ主権の要件に合わせたデータ戦略の調整が可能になるとしている。

外部の調査においても、分散データ管理の重要性が示されている。ガートナーのレポートによると、2030年までに新規SIEM購入の90%はフェデレーションデータとコンテンツファーストアーキテクチャを必須とし、閉鎖的なエコシステムや独自のデータストアを排除するようになるとしている。また、1,000人以上のセキュリティおよびITリーダーを対象とした2026年ハイブリッドクラウドセキュリティ調査では、79%がセキュリティ上の懸念からパブリッククラウドのデータをプライベートクラウド環境に戻すことを検討しており、72%がデータレイクの方がより強力なセキュリティ制御を提供すると回答している。

統合ソリューションの機能と提供状況

両社が提供する連携ソリューションには以下のメリットが含まれる。

  • 暗号化されたクラウドトラフィック、ラテラルムーブメント、ハイブリッドクラウドトラフィック全体にわたって、より詳細な可視性を実現
  • 集中管理やデータ複製を行わずに分散データにアクセス可能
  • インテリジェントなテレメトリフィルタリングとエンリッチメントにより、コストと複雑さを削減
  • 脅威の早期発見とセキュリティ調査の迅速化を実現
  • 拡張可能な監視と報告により、コンプライアンスへの対応力を強化

Gigamon Federated Search Appには、Splunk EdgeおよびIngest Processor用の事前構築済み処理パイプライン、フェデレーション検索テンプレート、統合ダッシュボードが含まれている。Gigamon Deep Observability PipelineをSplunk EdgeおよびIngest Processorsと統合することで、テレメトリをソースに近い場所で処理、ルーティング、フィルタリング、エンリッチでき、高価値なデータのみを保存、検索、分析対象とすることが可能になる。

Splunk向けGigamonフェデレーテッドサーチソリューションは、両社の顧客向けに2026年10月6日より提供が開始されており、SplunkbaseのGigamonページから確認できる。

Gigamonについて

Gigamonは、ハイブリッドクラウドネットワークとデータを保護するソリューションを提供している。AIを搭載したGigamon Deep Observability Pipelineによりネットワーク由来のテレメトリを提供し、Fortune 100企業の83社を含む世界中の4,000以上の組織から信頼されている。

  • 所在地:Gigamon Inc. APAC Headquarters, 6 Temasek Boulevard, Suntec City, Tower Four #24-01, Singapore 038986
  • メールアドレス:sales-japan@gigamon.com
  • 公式サイト:https://www.gigamon.com/jp/
  • グローバルサイト:https://www.gigamon.com/
  • Splunkbase Gigamonページ:https://splunkbase.splunk.com/apps?page=1&keyword=gigamon
  • 2026年ハイブリッドクラウドセキュリティ調査:https://blog.gigamon.com/2026/05/05/the-ai-security-illusion-when-confidence-outpaces-proof/

本記事はGigamonの発表およびガートナーのレポート(Pete Shoard「SIEM進化への備え」2025年7月11日)をもとに作成されています。

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