クレイ、情報共有ツールDocBaseでAIプラスのベータ版を提供開始
東京都武蔵野市に拠点を置く株式会社クレイは2026年8月27日、情報共有ツール「DocBase」において、追加オプション「DocBase AIプラス」のベータ版の提供を開始した。
同機能は、蓄積されたメモをもとにした回答生成や意味検索などを可能にするもので、既存のアクセス権限や利用制御の仕組みを引き継いで動作する。ベータ期間中は、プランを問わずAI機能を有効にしているすべてのチームへ無料で提供される。
3つの機能でナレッジの検索・活用を支援


「DocBase AIプラス」では、蓄積されたナレッジを引き出すための機能として以下の3点が提供される。

- AIアシスタント:画面右側のサイドパネルから起動し、対話形式で質問できる機能。「すべてのメモ」または閲覧中の「このメモ」に対象範囲を切り替えられるほか、参照したメモのタイトルとリンクが回答の根拠として表示される。また、ヘルプセンターの情報をもとにツールの操作方法を質問することも可能となっている。
- DocBase AI for Slack:Slack上でメモの検索や質問への回答、メモの作成・更新、スレッドの要約保存を行える連携機能。利用にはチーム管理者による連携の有効化とアプリ追加が必要となる。
- 意味検索:キーワードが完全一致しなくても内容の近いメモを探せる機能。全文検索と意味検索を組み合わせたハイブリッド検索により順位付けを行って表示する。
既存のアクセス権限やセキュリティ設定を維持
DocBase AIプラスは、従来のアクセス権限およびAI利用制御の設定をそのまま適用する設計となっている。
利用者が閲覧権限を持たないメモは検索や分析の対象に含まれず、回答の根拠にも使用されない。また、メモ単位で設定する「no-ai」タグや、セキュリティパック契約チーム向けに提供されているグループ単位のAI利用制限もそのまま反映される。ユーザーが入力・送信したコンテンツをAIモデルの学習用データとして利用することはないとしている(利用する場合は事前に明示的な同意を取得する方針)。
ベータ期間中は、AI機能がオンになっているすべてのチームが追加費用なしで利用できる。AI機能をオフにしているチームでも、チームのメモを参照しない操作方法の質問機能については利用可能となっている。
ベータ終了後に自動で課金されることはなく、正式リリース後は有料アドオンとしての提供が予定されている。正式リリース時には、既存のメモに対して順次要約を自動生成する機能の追加が予定されている。なお、メモ要約やタグ自動生成といった既存の基本機能は、引き続き追加費用なく提供される。
情報共有ツール「DocBase」は、Markdown記法での記述やアクセス権限管理を備えたナレッジ共有ツールで、12,000社の登録実績を持つ。
開発・運営を行う株式会社クレイの概要は以下の通り。
- 社名:株式会社クレイ(Kray Inc.)
- 代表者:代表取締役 天野 充広
- 所在地:東京都武蔵野市吉祥寺南町5-1-7 3階
- 設立:2007年7月
- 事業内容:Webサービスの企画・開発・運営
- サービスURL:https://docbase.io
- 企業URL:https://kray.jp
本記事は株式会社クレイの発表をもとに作成。
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