神奈川県、KSAPアーリー編で支援するベンチャー企業10社を決定
神奈川県は、社会課題の解決に取り組むベンチャー企業を対象とした「かながわ・スタートアップ・アクセラレーション・プログラム(KSAP)」において、「アクセラレーションプログラム(アーリー編)」の支援企業10社を決定した。同プログラムでは、起業初期の段階をきめ細かく支援するため、年度上半期のシード編と下半期のアーリー編に分けて実施している。採択された企業には、メンタリングやネットワークを通じたビジネスモデルの磨き上げや事業拡大の支援が行われる。


「かながわ・スタートアップ・アクセラレーション・プログラム(アーリー編)」は、社会課題の解決に取り組むアーリー期のベンチャー企業を募集・採択し、個別伴走支援などを実施する取り組みである。

対象となるアーリー期のベンチャー企業とは、斬新な発想や技術を用いた新しいサービス・製品のプロトタイプを有し、現在顧客への検証を行っている者で、成長を目指して新しいビジネスの展開に取り組んでいる株式会社と定義されている。

採択された支援企業一覧

今回採択された企業10社(五十音順)および事業概要は以下の通りである。

- 株式会社ARTOY:子供の自己肯定感を育むフィンガーペイントキット「Twinkle」を活用した保育園向けインクルーシブ教育支援事業(https://artoy-inc.com/)
- ArtFanders株式会社:文化芸術の鑑賞体験の充実に資する、AIを活用したアーティストとの対話型作品鑑賞プラットフォーム「ego Graphica」(https://www.artfanders.com/)
- 株式会社Equitech:障害福祉サービスの利用に係る計画相談支援事業者の業務効率化に資するAIサービス「Comorin」(https://www.equitech.co.jp/)
- 株式会社きづなろ:プライバシーに配慮した非装着型センサーによる高齢者のフレイル予防に向けたライフログデータ生成サービス「QIZNALO」(https://qiznalo.com/)
- 株式会社TERRIA:廃棄野菜や遊休施設などの未利用資源を活用したムラサキウニの陸上畜養殖事業(https://terria.co.jp)
- 株式会社ネミエル:子どもの睡眠課題の改善に向けた親子の睡眠教育アプリ「Nemielu Family」(https://corp.nemielu.com)
- 株式会社Humonii:障がいや年齢に関わらず誰もが体幹で操作でき、移動支援やリハビリテーションに資するハンズフリーモビリティ「Feeling」(https://www.humonii.com/)
- 株式会社ふわりんく:薬剤師や管理栄養士など多職種の専門家が連携・伴走する、女性向け未病ケア事業「FUWARI」(https://fuwari-kampo.com/)
- 株式会社MaNiYa:ペットを通じた人と人との繋がりの創出と孤立解消を目指すコミュニティアプリ「olou」(https://note.com/oshipets_voice)
- 株式会社One Technology Japan:建設業の人手不足及び技能承継に向けた、建設現場における配管設備等の自動認識・図面変換サービス「insightScanX」(https://onetech.jp/)

募集状況と今後の支援内容

今回の募集期間は令和8年7月23日(木曜日)から8月27日(木曜日)までで、34社の応募があった。審査は社会性および経済性の観点から外部有識者によって実施された。


採択された企業に対しては、以下の支援が提供される。
- 社会性と経済性の両立を目指すベンチャー企業の成長を効果的に促進するためのオリジナル講座を全6回実施
- 専任のメンターによる個別伴走支援、資金調達・知財・広報などの分野の専門家による助言・相談
- 資金調達や事業連携のための投資家・金融機関、大企業等の紹介
- 社会課題の解決に資するサービス・製品の開発などの事業拡大に必要な資金として、最大100万円の支援金の支給
本件に関する問い合わせは、神奈川県産業労働局産業部の宇宙産業・ベンチャー支援担当課長 小柴(電話045-285-0213)または産業振興課ベンチャー支援グループ 上野(電話045-210-5646)が受け付けている。
本記事は神奈川県の発表をもとに作成。
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