世界的ソムリエ・田崎真也が語る、勘違いされがちなソムリエの仕事内容

4月27日、FMヨコハマの番組「ハートフルラジオ 虫の知らせ」に世界的ソムリエの田崎真也が出演した。番組では、田崎のこれまでの軌跡を辿りながら、知られざるソムリエの仕事内容が明かされた。

田崎によると、ソムリエの仕事は単にワインを当てることではない。まずはテイスティングを通してワインの特徴を主観的に理解し、記憶することが重要だという。そして、お客様の好みを聞きながら、料理に合うワインを勧めるのがソムリエの役割だと説明した。

ワインの味は保存状態や気候、土地の特性によって変化する。田崎は、香りから品種を特定し、味のバランスから気候や土地を想定するプロセスを詳細に語った。世界的なコンクールに出場するためには、実際にワイン産地を訪れ、情報を収集することが必須だったと当時を振り返った。

また、ソムリエのコンクールでは、筆記試験やテイスティングだけでなく、サービスの問題もあることが明らかになった。設定された状況下で、制限時間内に適切なワインを選び、サービスを提供する能力が問われるという。