Subliminalが約4,000万円を資金調達 AI駆動ERP開発を強化へ
AI駆動ERP「unito」を開発する株式会社Subliminalは、シードラウンドにおいて総額約4,000万円の資金調達を実施しました。mint startup fund 2号投資事業有限責任組合(運営:mint)およびエンジェル投資家の寺田 龍二氏を引受先とするJ-KISS型新株予約権の発行によるものです。調達した資金は、プロダクト開発や組織体制の強化、営業・マーケティング体制の拡充に充てられます。
資金調達の背景と使途
株式会社Subliminalは、中堅企業向けの基幹システム環境における課題解決を目指し、2026年8月に創業しました。従業員100〜1,000名規模の企業約4万社においては、初期費用が数百万〜数千万円かかり稼働まで1年以上を要する大手向けERPの導入が難しく、複数のSaaS導入ではデータ入力の重複が発生しやすいといった状況が存在していました。

今回調達した約4,000万円の資金は、以下の取り組みに活用される予定です。

- プロダクト開発の加速(AI導入ウィザードの高度化、各業務機能の拡充、開発体制の強化)
- 導入企業の獲得(営業・マーケティング体制の拡充、導入支援体制の整備)
- 組織体制の強化(事業拡大を支える人材・運営基盤の整備)

AI駆動ERP「unito」の仕組み
unitoは、人事・給与・勤怠・販売・経費・申請承認といった基幹業務をひとつのデータベース上で提供するシステムです。就業規則や給与規程をAIが読み込んで設定案を生成することにより、従来1年以上かかっていた導入期間を約1ヶ月〜(従来の約1/10)での本稼働に短縮します。
導入のプロセスでは、企業が就業規則・給与規程・勤怠規程をPDFやWordなどの形式でアップロードすると、AIが勤務体系や手当、承認フローなどの設定案を下書きします。その後、担当者が内容を確認し、現行システムとの並行稼働による検証を経て本稼働へ移行する仕組みとなっています。
関係者からのコメント
mintのGeneral Partnerである武田 紘典氏は、中堅企業において統合型ERPの導入ハードルやSaaSの組み合わせによる業務分断という課題が残されているとしたうえで、unitoがAIによって導入の簡素化・短期化とデータ基盤の統合を実現しようとしている点への期待と支援の意向を示しています。
また、エンジェル投資家の寺田 龍二氏は、従来のERP導入における負担に触れ、導入から運用までAI前提でゼロから再設計されたunitoへの期待を述べています。

株式会社Subliminal代表取締役の湯浅 了氏は、大手ERPベンダーでの経験から中堅企業に統合型ERPが届いていない現実を指摘し、その壁をAIで越えるためにunitoを開発したとコメントしています。
今後の展望

同社は今後、規程の読み込み精度向上や設定生成範囲の拡大によるAI導入プロセスの高度化、複数業務のデータを横断して活用するAIアシスタントの強化、会計ソフトをはじめとする外部サービスとの連携拡大を進めるとしています。また、コンサルティング会社やパートナー企業との協業も推進していく方針です。
株式会社Subliminalの概要
- 会社名:株式会社Subliminal
- 所在地:東京都港区六本木3-16-12 六本木KSビル5F
- 代表者:代表取締役 湯浅 了
- 設立:2026年8月
- URL:https://subliminal-sys.com
- 事業内容:AI駆動ERP「unito」の開発・提供/受託システム開発

本記事は株式会社Subliminalの発表をもとに作成されています。
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