函館発の生とばが年間販売2万本を突破 生とば函館が法人化し販路拡大へ
北海道函館市で半生タイプの紅鮭加工品「生とば」を製造・販売する生とば函館は、2025年9月の独立から1年を待たずして年間販売本数2万本を突破したと発表した。




同社は2期目から生とば函館株式会社として法人化し、加工場を従来の約2倍の広さに拡張した。次の1年間で年間販売10万本を目指し、生産体制の強化と全国への販路開拓を進めている。
父から受け継いだ独自の味を商品化

生とばの始まりは約20年前、代表の飯野修大の父が函館朝市の一角で紅鮭を使った独自の商品を作り始めたことにさかのぼる。当時は大きく流通せず、朝市の常連客を中心に受け継がれてきた。
その味と製法を息子の飯野修大が継承し、自ら紅鮭を加工・販売する体制を整えた。生とばは紅鮭を塩漬けし、約1日だけ乾燥させることで仕上げる半生タイプの鮭加工品で、約2kgの紅鮭1尾から4本を製造している。水分を残しながら干すことで、しっとりとした食感と旨味を引き出しているという。


現在、同社は「生とば」および冷凍商品の「冷とば」の商標登録を取得している。



SNSを活用した発信で認知を拡大
独立後の約1年間、函館朝市ひろば内の店舗でほぼ無休で営業を続けながら、Instagramを活用した情報発信を行ってきた。購入した顧客とともに撮影した写真や会話をストーリーズで毎日投稿し、2025年9月から2026年8月までの月別記録合算で3,173本のストーリーズを公開した。
同社によると、2025年11月13日に投稿したリール動画1本の閲覧数は約107万回を記録した。2026年9月15日確認のInstagram集計(Meta Business Suiteで2024年3月1日〜2026年9月14日を指定、広告等を含む)では、閲覧数3,952,180回、リーチ1,273,418アカウントとなっている。
加工場を約2倍に拡張し生産体制を強化
販売数の増加に伴い完売する日が増えたことから、需要に対応するための体制づくりを進めている。従来は飯野修大が1人で行っていた加工業務に仲間が加わり、2人で製造する体制となった。
さらに加工場を従来の約2倍の広さに拡張し、製造スタッフの増員、生産設備や工程、原材料調達、包装・保管、物流の見直しを進めている。
法人化と新千歳空港出店を経て全国へ
同社は2期目から生とば函館株式会社として法人化し、次の目標として年間販売10万本を掲げている。
2026年9月12日と13日には、初の函館外でのポップアップ販売として、新千歳空港の連絡施設2階で開催された「SORAマルシェ」に出店した。今後は空港・土産店・小売店への卸販売や、北海道内外の催事・ポップアップ出店など、函館以外の販路開拓を進める方針だ。
冷凍で保存・配送が可能な「冷とば」の展開も含め、全国へ商品を届ける仕組みづくりに取り組むとしている。
生とば函館株式会社の概要
- 会社名: 生とば函館株式会社
- 代表者: 代表 飯野 修大
- 拠点: 北海道函館市若松町9-22 朝市ひろば内
- 商品: 生とば、冷とば(主原料: 紅鮭)
- 販売形態: 函館朝市店舗、EC、催事・ポップアップ
- 公式EC: namatoba.base.shop
- Instagram: @namatoba.hakodate
- 担当窓口: 経営管理部 顧問 村田勇人(TEL 080-9773-2934 / MAIL namatoba.hakodate@gmail.com)
本記事は生とば函館株式会社の発表をもとに作成しました。
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