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DNP、不正開封を防ぐ液体紙容器向けキャップを開発 2027年1月に提供開始へ

大日本印刷株式会社(DNP)は、液体紙容器向けの不正開封確認機能を備えた「DNP易開栓キャップ(タンパーエビデントタイプ)」を開発した。2027年1月に提供を開始する予定となっている。キャップの開封状態を目視で判別できるようにすることで、内容物の改ざん等の不正行為を抑止しつつ、プラスチック使用量の削減を図る。

開発の背景とプラスチック使用量削減の狙い

酒類などの一部の液体紙容器では、商品の改ざん抑止や汚れの付着防止を目的にシュリンクフィルムで容器全体を覆う場合が多く、一定量のプラスチックが使用されている。国内外でプラスチック廃棄量の削減や資源循環の促進が求められるなか、同社はシュリンクフィルムを使わずに保護機能を担保する製品として今回のキャップを開発した。

本製品の採用によりシュリンクフィルムが不要となり、自社調べによると、1.8Lの液体紙容器1本あたり約3g、900mlの容器の場合は約1.9gのシュリンクフィルム使用量を削減できるとしている。

不正開封の目視判別とワンアクション開栓

本製品は、液体紙容器のキャップを初めて開封した際にリング状のタンパーエビデントバンドがキャップから分離し、注出口に残る仕組みとなっている。キャップを再び閉めた際にもキャップとバンドの間に隙間ができるため、不正な開封の有無を目視で確認でき、商品の信頼性向上につながる。

また、既存の「DNP易開栓キャップ」と同様に、キャップを回す一度の動作でキャップと中栓を同時に開けられる仕様となっている。従来のプルリングを用いた中栓開栓時に見られた、指のかかりにくさや開栓時の液はねといった課題を低減し、生活者の利便性向上にも寄与する。

今後の展開と包装展への出展

DNPは本製品を酒類メーカーや調味料メーカー向けに提供し、2030年度までに累計10億円の売上を目指すとしている。既存の「DNP易開栓キャップ」からの切り替えを順次進めるほか、洗剤などの非食品容器への展開やグローバル向け仕様の開発も進める方針である。

なお、2026年10月14日(水)~16日(金)に東京ビッグサイト・東ホールで開催される「2026東京国際包装展(TOKYO PACK 2026)」のDNPブース(東1ホール ブースNO.1R13)において、本製品の紹介が行われる予定となっている。

本記事は大日本印刷株式会社(DNP)の発表をもとに作成されています。

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