NoBorderがFラン大学の是非や公費支援のあり方を問う第67回を公開
株式会社NoBorderは、展開するニューメディア「NoBorder」において、「#67 【Fラン大学は必要なのか?】「価値なし」vs「日本の宝」─500校が乱立する“大学ビジネス”の実態」を10月3日 21:00にYouTubeで公開しました。
番組では、偏差値や入学難易度だけで大学の価値を判断することの是非や、公費支援の基準、大学新設の実態など、日本の大学制度が抱える構造的課題について議論が交わされました。
大学での基礎教育と公費負担をめぐる議論
番組前半では、大学でbe動詞や分数などの基礎学力を教え直す現状について論点となりました。元TBSプロデューサーの和田悟氏やタレントのフィフィ氏は、初等・中等教育の内容を大学で教えることへの公費負担の妥当性や、専門学校など別の選択肢の可能性に言及しました。
これに対し、大正大学准教授の田島悠史氏は、基礎教育を要する学生は一部であり、大学が学び直しの機会を提供する意義を主張しました。また大学ジャーナリストの石渡嶺司氏は、高校までの教育制度も含めた視点が必要であるとし、学び直しが人生を立て直す契機になる側面を指摘しました。
定員割れ大学への公費投入と留学生受け入れの課題
番組では、2026年4月に開学した武雄アジア大学の事例も取り上げられました。同大学は入学定員140人に対して初年度の入学者が37人にとどまり、武雄市から13億円、佐賀県から6億5,000万円の合計19億5,000万円の補助金が交付されています。石渡氏は少子化が進む中での大学新設や大幅な定員割れによる経営悪化への懸念を示し、田島氏は国立大学と私立大学の学生一人当たりの公的負担の差異も含めて考えるべきだと述べました。
さらに、定員割れに直面する大学における外国人留学生の受け入れについても取り上げられました。フィフィ氏が経営維持や労働力確保を目的とした受け入れの実態について疑問を呈したほか、石渡氏は留学生比率の上昇が日本人志願者の敬遠につながる懸念に触れるなど、教育実態と管理の透明性について意見が交わされました。
大卒資格の価値と多様な進路の選択肢
「大卒資格」そのものを得るための進学について、NoBorder運営責任者の木幡涼真は就職活動における資格の必要性から生じる合理性に触れました。田島氏は大学生活を通じた人間関係や成長の可能性を挙げた一方、和田氏やNoBorder CEOの溝口勇児は、AIの普及に伴い大卒資格のみを目的に進学する価値が下がる可能性を指摘し、専門教育や技能習得など多様な進路の評価を提案しました。
番組にはこのほか、筑波大学准教授の掛谷英紀氏、NoBorderオブザーバーの上杉隆、NoBorder広報の小島みゆが出演しました。
配信情報および会社概要
番組の配信情報および株式会社NoBorderの概要は以下の通りです。
- 番組名:NoBorder
- エピソード:#67
- タイトル:【Fラン大学は必要なのか?】「価値なし」vs「日本の宝」─500校が乱立する“大学ビジネス”の実態
- 公開日時:10月3日 21:00
- 配信媒体:YouTube(無料視聴)
- 視聴URL:https://youtu.be/1cNcT_zZ3LE
- 公式X:https://x.com/NoBorder_info
株式会社NoBorder 概要
- 会社名:株式会社NoBorder
- 代表取締役:溝口勇児
- 本社:東京都港区
- 事業内容:ジャーナリズムメディアの企画・制作・配信
- お問い合わせ先:info@no-border.jp
本記事は株式会社NoBorderの発表をもとに作成しています。
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