建設現場の仮設トイレ調査、女性の半数が未利用 展示会で議論へ
⽇刊建設⼯業新聞社は、建設業関係者を対象にした建設現場の仮設トイレに関する調査結果を発表した。調査によると、建設従事者の74.1%が仮設トイレを利用している一方、女性回答者12名のうち半数が未利用であることがわかった。同社は2026年10⽉20、21日に開催する「建設技術展2026 関東」において、本調査結果をもとにしたパネルディスカッションを実施する。
仮設トイレの利用実態と課題
調査において建設従事者における仮設トイレの利用状況を尋ねたところ、74.1%が利用していると回答した。一方で、回答者数12名と少ないながら女性の半数が未利用と回答しており、女性の利用率は低い状況が示された。未利用の女性の半数は「利用したいが我慢している」と回答しており、利用意向はあるものの仮設トイレへのネガティブな要素により我慢を強いている様子が伺える結果となった。
仮設トイレを利用しない理由としては「臭い」「汚い」が主たる理由となっており、「距離が遠い」ことも上位に挙がっている。女性においても同様に「臭い」「汚い」が上位となったほか、「男女共用」「プライバシーが不安」といった配慮面に関する理由も挙がった。
男女区分をめぐる意識と現場の実態
男女別のトイレ区分については、7割弱が「男女用と女性用を区別する考え方は適切」と回答した。一方で、現場従事者は「区別すべきだが、現場では十分に実施されていない」という回答が23.1%(全体17.8%)と高くなっており、現場との若干の乖離が見られた。
また、発注者・施主の仮設トイレ選定基準では「清潔性(41.8%)」が重視されており、現場の「清潔さ」を求めるニーズとは一定の合致が見られた。

建設技術展2026 関東でのプログラム展開
本調査結果をもとに、「建設技術展2026 関東」の会場内においてパネルディスカッションが実施される。

- 日時:10月20日(火)11:40~12:30
- プログラム名:パネルディスカッション 「異業種から学ぶ建設現場のトイレ課題の解決策」
- 出演者:谷本亘氏(日本仮設トイレ工業会)、内山田はるか氏(トヨタ自動車 CJP企画部)、外山ゆう子氏(日本セーフティー ラップポン事業部)、須田久美子氏(建設産業女性定着支援ネットワーク幹事長)
展示会および会社概要
イベントおよび株式会社⽇刊建設⼯業新聞社の概要は以下の通り。
【建設技術展2026 関東 開催概要】
- 名称:Construction Xross2026 建設技術展2026 関東
- 日時:2026年10⽉20⽇(火)10:00〜17:00、21⽇(水)10:00〜16:00
- 会場:サンシャインシティ展⽰ホールB+C+D(東京都豊島区東池袋3-1-4⽂化会館ビル4・3・2F)※オンライン展⽰会も合わせて実施
- お問い合わせ:事業本部 建設技術展担当(TEL:03(6778)4682、平⽇9:00〜17:00/e-mail:kengi2026@decn.co.jp)
【会社概要】
- 会社名:株式会社⽇刊建設⼯業新聞社(1928年(昭和3年)10⽉創刊)
- 所在地:〒104-0045 東京都中央区築地5-6-10
- 代表者:代表取締役社⻑ 髙橋治光
- URL:https://www.decn.co.jp/
【調査概要】
- 調査テーマ:建設現場の仮設トイレに関する調査
- 調査期間:2026年7月10日~7月31日
- 調査対象:日刊建設工業新聞読者
- サンプル数:264名
本記事は⽇刊建設⼯業新聞社の発表をもとに作成。
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