境港でゴミ拾い大会、競技型ゴミ拾いと観光を一体化

2024年11月16日(土)、一般社団法人EDA(Environmental Development Association:環境育成協会)は、鳥取県境港市新屋町の境港公共マリーナ付近砂浜で、「全日本学生選抜ゴミ拾いフェスティバルin境港」を開催する。

このイベントは、全国の大学生、短大生、専門学校生、専門職大学生を対象とした、3人1組のチームで競う競技型ゴミ拾いイベントだ。学校が異なっても、個人参加、2人参加でも応募可能で、運営側が3人1組のチームに調整する。

ゴミ拾いの前には、JR境港駅から約2キロの範囲で散策し、境港市の魅力を体感できる。昼食には、水木しげる記念館前にある味処「かにじまん」でベニズワイガニの食べ放題を満喫できる。散策中、SNS(Instagram、X、TikTok限定)で境港の魅力を発信すると、ゴミ拾いの戦いに有利になるプログラムも用意されている。

ゴミ拾いの競技は、前半・後半の2部制で、1セット目はゴミの重さ、2セット目は回収したゴミ袋の数に応じて加点し、チームごとに集計して順位を決定する。優勝チームには旅行券10万円が贈呈され、その他の入賞者にも宿泊券やカニなどの豪華な賞品が用意されている。参加者全員に地元の特産品も提供される。

会場となる海岸は、鳥取県西端部の弓ヶ浜半島に位置し、白砂青松が続く風光明媚な景観が特徴だ。このイベントを通して、海岸のゴミだけでなく、環境保全や地域活性化に関心を持ってもらうことを目指している。

応募は公式HPの申込フォームから受け付けており、締切は2024年11月5日(火)となっている。

主催者によると、このイベントは日本初の取り組みで、競技型ゴミ拾いと観光を一体化させることで、地域の魅力をより実感できるイベントを目指しているという。

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