ジェフ千葉2025新ユニ発表、フクダ電子アリーナ20周年記念デザイン

デンマークのスポーツブランド「hummel(ヒュンメル)」は、ジェフユナイテッド市原・千葉の2025シーズンユニフォームを発表した。新ユニフォームは、ホームスタジアムである「フクダ電子アリーナ」の20周年を記念したデザインとなっている。

フクダ電子アリーナは、2005年、JFEスチール東日本製鉄所の工場跡地に整備された千葉市蘇我スポーツ公園内に開業。Jリーグのイベントに適したスケールと見やすさ、屋根付きの地域密着型スタジアムとして親しまれてきた。建設計画では、ゴール裏スタンドの「屋根なし、立ち見」が検討されていたが、サポーターを中心とした署名運動により「全スタンド屋根付き、全イス席」が実現した。

新ユニフォームでは、このフクダ電子アリーナの特徴的な屋根の形状をジェフアーガイル柄として胸と背に配置。左袖には南スタンドの屋根を記念ロゴとしてプリントし、クラブ・フィロソフィー『WIN BY ALL!』の文字とともに、ゴール裏サポーターが見ている景色を表現した。襟元には、JR蘇我駅上空からフクダ電子アリーナ周辺を見た風景イラストとジェフフォントの12番を入れ、サポーターの想いを込めている。

1stユニフォームのボディは、クラブカラーのイエローをベースに、フクダ電子アリーナが建つ前にあった製鉄所の高炉の形状やその内部で鉄が溶ける様子をグラデーションで表現。オレンジ色はゴール裏座席のカラーでもあり、サポーターが鉄のように熱くなってくれるようにという願いが込められている。

ジェフユナイテッド市原・千葉は、1946年創部の古河電気工業サッカー部を前身とする歴史あるクラブで、Jリーグ開幕時の1993年より加盟するオリジナル10のひとつ。2021年にクラブ30周年を迎え、「フットボールの力で心をつなぎ セカイに彩りを」を理念に活動している。

一方、ヒュンメルは1923年に誕生したデンマークのスポーツブランド。世界で初めてスタッド付きスパイクを開発し、“Change the World Through Sport.” (スポーツを通して世界を変える)をビジョンに掲げ、新しいチャレンジを続けている。

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