GMO Flatt Security、「Takumi」の国内推論オプション提供へ
GMOインターネットグループでサイバーセキュリティ関連事業を展開するGMO Flatt Security株式会社は、2026年11月2日(月)より、セキュリティAIエージェント「Takumi byGMO」において「国内推論オプション」の正式提供を開始します。

本オプションの導入により、AI脆弱性診断機能、脆弱性の自動修正機能、AIペネトレーションテスト機能における推論処理が日本国内で完結するようになります。これにより、国外へのデータ持ち出しが制限される機密性の高いソースコードやシステムを扱う事業者・団体でも、AIを活用したセキュリティ診断の利用が可能となります。
国内推論オプション提供の背景

2026年に入り、Anthropic社が4月に「Claude Mythos Preview」を発表するなど、サイバーセキュリティ領域で高い能力を発揮するフロンティアモデルが登場し、AIによる診断や攻撃への関心が高まりました。サイバー攻撃のスピードが早まるなか防御側でも先端AIモデルの活用が求められる一方、最先端モデルでは推論処理が海外サーバーで行われる場合があることや、データ保持を完全になくすZero Data Retention(ZDR)が保証されにくいことがAI活用の障壁となっていました。

GMO Flatt Security株式会社ではこれまでも顧客データの保存場所を日本国内に限定し、推論提供事業者とのDPA締結などを通じてセキュリティを確保してきましたが、選択肢を広げるため推論処理自体も国内で完結させる本オプションを新設しました。
国内推論オプションの特徴と対応機能
「国内推論オプション」では、クラウド事業者またはGMO Flatt Security株式会社が管理する国内インフラ内で推論を実施します。
主な特徴は以下の通りです。
- データの保存から推論まで国内完結: セキュリティ診断に用いるソースコード、リクエストとレスポンス、認証情報などの入力データが国外に転送されません。
- 対象機能: 「Takumi byGMO」におけるホワイトボックス診断、ブラックボックス診断、グレーボックス診断、脆弱性の自動修正、AIペネトレーションテストの各機能に対応します。
- 独自ハーネスによる性能確保: オープンウェイトモデルを用いる場合でも、同社が独自に調整したハーネスや選定したモデルにより、フロンティアモデルと遜色のない診断品質を確保しています。
提供方法と今後の展開
本オプションは、データの取り扱いに厳しい制限がある事業者や団体を対象とした有償オプションとして提供されます。利用するAIモデルやインフラストラクチャ、料金は要件に応じた個別提案となり、供給に限りがあるため要望によっては提供が難しい場合もあるとしています。
同社は今後、対象機能や提供規模を順次拡大し、国内推論におけるセキュリティ診断の品質向上に取り組む方針です。
会社概要
- 会社名: GMO Flatt Security株式会社
- 所在地: 東京都渋谷区桜丘町26番1号 セルリアンタワー
- 代表者: 代表取締役社長 井手 康貴
- 事業内容: サイバーセキュリティ関連サービス
- Webサイト: https://flatt.tech
- 「Takumi byGMO」Webサイト: https://flatt.tech/takumi
- お問い合わせ: https://flatt.tech/contact
- 親会社: GMOインターネットグループ株式会社(東証プライム市場 証券コード:9449)
- 所在地: 東京都渋谷区桜丘町26番1号 セルリアンタワー
- 代表者: 代表取締役グループ代表 熊谷 正寿
- 資本金: 50億円
- Webサイト: https://group.gmo/
本記事はGMO Flatt Security株式会社の発表をもとに作成されています。
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