コミクス、中小企業向けに生成AI活用の論点資料を配布し支援相談を開始
株式会社コミクスは、中小企業の経営者が導入前に決めるべき論点を20項目に整理した資料「AIが利益に変わる会社、消える会社。」の無料配布を行い、あわせて「生成AI活用支援」の相談受付を開始した。
人材確保が構造的な課題となるなか、生成AIを導入しても利益につながらない中小企業の課題に対応し、経営視点での導入設計と定着を後押しする。
中小企業における生成AI導入の背景と課題
正社員の人手不足を感じる企業が半数を超え、有効求人倍率は1.18倍となるなど、人材確保は構造的な課題となっている。中小企業のAI導入率は20.4%まで伸びた一方、未導入企業の6割超が「何から始めるかわからない」と回答している。
導入済みの場合でも、現場の感想にとどまり利益が前年と同じであったり、使う人と使わない人に二極化したり、浮いた時間の使い道がわからないといった症状で止まりがちであるという。中小企業では生成AIの活用方針を定めていないケースが約半数にのぼり、組織的な活用は大企業より約27ポイント低い水準にとどまっている。
配布資料の内容と特徴
無料配布される資料「AIが利益に変わる会社、消える会社。」では、導入しても数字が動かない3つの症状(現場の感想、利用者の二極化、浮いた時間の行方不明)や、消える会社と利益に変わる会社で異なる「決める順番」を解説している。
また、「土台をつくる」「業務に差し込む」「利益に変える」という20の分岐点の3層構造のほか、文章の下書き、集計と転記、社内問い合わせから始める業務選定と効果を金額に換算する考え方、社外秘の線引き、人の最終承認、90日で動かなければ撤退する基準などが示されている。
提供される支援内容と今後の展望
相談受付を開始した「生成AI活用支援パック」では、社外秘の線引きを踏まえた「環境構築」、現場向けの利用ルールを整備する「ガイドライン策定」、詰まっている1業務から始めて90日で数字を検証する「定着化研修」の3つを柱としている。あわせて、現状チェックや業務特定を行う60分のオンラインによる「AI導入前診断」も受け付ける。
株式会社コミクスは、生成AI活用を導入で終わらせず、経営が先に決める運用設計と人材育成までを支援範囲とし、1業務のパイロットから全社展開までの再現性を高めていくとしている。
株式会社コミクス 概要
- 本社住所:東京都渋⾕区円⼭町15-4 近藤ビル2階
- 代表:代表取締役 鈴⽊章裕
- 設⽴:2007年9⽉
- 事業内容:生成AI活用生産性向上支援、BtoB事業者向け営業支援、フリーランスプロ人材紹介等
- Web:https://www.comix.co.jp/
本記事は株式会社コミクスの発表をもとに作成。
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