山形県でXRを活用した新産業創出プロジェクトが始動
株式会社STYLYは、山形県および山形大学と連携し、XRを活用した新産業創出プロジェクトを始動した。このプロジェクトでは、デジタル人材の育成やデジタル産業の強化を目的としている。
取り組みの一環として、「YAMAGATA XR SCHOOL Powerd by ヤマガタリアルメタバース研究所」を開講し、2024年11月より生徒募集を開始する。このスクールでは、地元企業や自治体から提供される課題に対して、企画づくりからXRコンテンツ制作、プレゼンテーションまでを行う実践的なカリキュラムが用意されている。
対象者は山形県内の企業に勤める人や、山形県内の大学などの教育機関で学ぶ人で、特にアート、デザイン、映像、写真、音楽などの表現活動を行っている人や、建築、まちづくりなど都市空間に対するプロジェクトに興味がある人におすすめだ。未経験者も応募可能。
STYLYは空間レイヤープラットフォーム「STYLY」を提供し、希望者はUnityなど他のツールも使用できる。学習の主軸は「実際に企業が抱える課題を解決するためのXR活用」であり、受講修了時には課題解決のための施策案やプロトタイプとしてXRコンテンツの制作を行う予定だ。
また、XRに初めて触れる人でも気軽に体験や制作のイメージを持てるように、やまぎん県民ホールにて「XR aquarium」の一般公開も行う予定。
STYLYは「人類の超能力を解放する」ことをミッションに掲げ、XRを主軸としたテクノロジーにより、ヒトや企業の創造する力、クリエイティビティを解放し、新たな文化・産業の創出によって人類の進化に貢献することを目指している。