松本潤ら主演、野田秀樹新作舞台を世界配信

野田秀樹演出の最新舞台『正三角関係』の世界配信が決定した。松本潤、長澤まさみ、永山瑛太が舞台初競演を果たした本作は、現在ロンドンのSadler’s Wells Theatreで上演中だが、その東京公演の収録映像が2024年12月2日正午から2025年1月14日まで配信される。

本作は、ドストエフスキーの『カラマーゾフの兄弟』をモチーフに、野田秀樹が新たに創り出した「唐松族の兄弟」の物語だ。長男の富太郎(松本潤)、次男の威蕃(永山瑛太)、三男の在良(長澤まさみ)という、それぞれの夢を叶えた三兄弟が、長男の父親殺しの罪に問われる「法廷」に集められる。それは、父親と同じ女性、グルーシェニカ(長澤まさみ)を愛した三角関係ゆえの犯行なのか、という物語である。

松本潤は野田秀樹との20年の絆を経て初めてNODA・MAPに登場し、長澤まさみは前作『THE BEE』で魅せた儚さと美しさを、永山瑛太は清冽なパフォーマンスで観客を圧倒する。さらに、村岡希美、池谷のぶえ、小松和重、竹中直人ら近年のNODA・MAP作品で存在感を放ってきた役者が勢揃いだ。

配信チケットは2024年11月25日正午から2025年1月14日18時まで販売され、料金は3,300円(税込)。配信プラットフォームはイープラス(Streaming+)、チケットぴあ(PIA LIVE STREAM)、ソニー・ミュージックソリューションズ(Stagecrowd)の3社で、日本をはじめ北米、南米、ヨーロッパ、アジア、オセアニアの各国・地域で視聴可能だ。英語・中国語(繁体中文)の字幕にも対応し、言語の壁を越えて世界中に届けられる。

野田秀樹演出の真骨頂ともいえるアンサンブルワークによる圧倒的なパフォーマンスと、緻密なスタッフワークが織りなす劇世界を、この機会に体験してみてはいかがだろうか。

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