武蔵野美術大学とインキュベイトファンド、IPビジネス創出プログラムを開始へ
武蔵野美術大学とインキュベイトファンド株式会社は、大学から生まれる多様な表現資産を起点に新しいIPビジネスの創出を目指すアクセラレーションプログラム「CREATORSHIP PROGRAM」を開始し、参加者の募集を行っています。美術大学が培ってきた表現する力とベンチャーキャピタルの事業創造・育成の知見を掛け合わせ、表現から新たなIPやサービス、ビジネスの可能性をひらく取り組みです。
表現資産を起点とした事業創出を目指す
大学発スタートアップでは研究成果や技術シーズを起点とする事例が多く見られますが、本プログラムでは武蔵野美術大学にある作品、クリエイター独自の視点、世界観、研究知見などの多様な「表現資産」を事業の可能性を持つものとして捉えます。
表現そのものの価値を保ちながらIP展開やサービス、体験への展開を模索し、アイデアを事業として構想・検証・成長させる知見を合わせることで、表現とビジネスの接点づくりとクリエイターの活躍機会拡大を目指します。
募集する事業の方向性と支援体制
プログラムでは、IPビジネス化を主軸としながら表現を起点とした多様な事業を対象としています。想定される方向性は以下の通りです。
- IPをビジネス化する:作品や表現を版権化・ライセンス化・プロダクト化し、持続的なビジネスへと育成
- 意味・体験を再定義する:既存の価値観や体験を表現の力で捉え直し、新しいサービスや体験を創出
- 新しいカテゴリを創出する:まだ名前のない価値から存在しなかった事業領域や市場を構想
採択者には、メンターやインキュベイトファンドのキャピタリストによる事業相談、事業モデル構築、プロトタイピング、検証などの支援が提供されます。また、評価ゲート通過者にはプロトタイピング・実証実験のための支援金として最大100万円が提供されます。

参加対象は学生、起業前または起業直後の社会人で、武蔵野美術大学の在学生・卒業生である必要はなく、専門的な制作スキルの有無も問われません。自ら表現する人のほか、誰かの表現に価値を見いだし事業を構想しようとする人も対象となります。
- 名称:CREATORSHIP PROGRAM
- 募集定員:5名
- 活動拠点:Co-Creation Space「Ma」(武蔵野美術大学 市ヶ谷キャンパス7F)
- 応募締切:2026年10月26日(月)
- 実施期間:2026年11月13日(金)〜2027年3月中旬(予定)
- プログラム開始:2026年11月13日(金)
- 成果発表・修了:2027年3月中旬予定
実施団体の概要
インキュベイトファンド株式会社は、創業前後のシードステージに特化したベンチャーキャピタルです。創業来総額1,700億円以上を運用し、800社を超えるスタートアップへの投資実績を持っています。

武蔵野美術大学は、1929年に創立された「帝国美術学校」を前身とし、2029年に100周年を迎えます。造形学部と造形構想学部の2学部に12学科を擁し、大学院には造形研究科、造形構想研究科を設置しています。70年以上の実績を持つ通信教育課程も含め、これまでに7万7,000人の卒業生を社会に輩出しています。
本記事は武蔵野美術大学およびインキュベイトファンド株式会社の発表をもとに作成されています。
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