アイシンのみちログにマンホール検知機能を追加 豊橋市と連携事業を開始
株式会社アイシンは、AIを活用した道路維持管理支援サービス「みちログ」において、新たにマンホール検知に特化した機能を開発しました。これに伴い、愛知県豊橋市と連携した事業を開始しています。
道路インフラの老朽化と法改正への対応
全国的に道路インフラの老朽化が進む中、各自治体では道路や占用物件の点検および維持管理にかかる負担が増加しています。
さらに、2026年4月からは改正された「道路法施行規則」が施行される予定です。これにより占用物件の安全性や点検結果などの報告が求められることになり、より効率的な管理手法の確立が求められています。
豊橋市におけるマンホール管理の課題
愛知県豊橋市では、市内約47,000基におよぶマンホール蓋の位置情報の把握に加え、交換対象を明確にするための世代別判定を行う必要がありました。
しかし、目視による点検作業は多大な時間とコストを要することが課題となっていました。
AI解析による位置把握や世代判定の新機能
愛知県刈谷市に本社を置く株式会社アイシン(取締役社長:吉田 守孝)は、ポットホールやひび割れなどの道路異常を自動検知してきた「みちログ」の技術を応用し、マンホール検知に特化した新機能を開発しました。

本事業では、パトロールカーに搭載した専用車載器で取得した画像データをAIで解析し、以下の処理を行います。
- マンホール位置情報の把握
- 外観画像の自動収集
- マンホール蓋の世代判定
作業負担の軽減と今後の展望
今回の取り組みにより、自治体職員が現地で一基ずつ確認する作業負担を大幅に軽減し、日常のパトロール走行を活用した効率的なインフラ管理を実現するとしています。
将来的には、マンホール周辺の舗装損傷検知や他の管理システムとのデータ連携を通じ、道路インフラ全体の安全性向上や事故の未然防止への貢献も期待されています。同社は「“移動”に感動を、未来に笑顔を。」という経営理念のもと、環境や社会をより良いものにする技術開発を進めるとしています。
本記事は株式会社アイシンの発表をもとに作成されています。
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