AI Japan、生成AI入力時の情報流出を防ぐLEAK GUARDを提供開始へ
株式会社AI Japanは、生成AIサービスへの送信直前に入力内容を検査し、企業のポリシーに基づいて警告または遮断するChrome拡張「LEAK GUARD」を、法人向けに提供開始します。
日常業務における生成AIの利用が広がる一方、取引先の連絡先や認証情報などを意図せず入力してしまうリスクが課題となっています。同製品は送信操作の瞬間に入力内容を検査して確認を求めることで、利用を禁止することなく安全に使い続けられる環境づくりを支援します。

端末内での送信直前検査とデータ保護

LEAK GUARDは、利用者がEnterキーや送信ボタンで送信しようとした瞬間に、ブラウザ内で入力欄の全文を一括検査します。入力中の常時監視は行いません。


入力内容そのものはサーバーへ送信・保存されず、検知があった場合のみ「[REDACTED:EMAIL]」のようにマスキングされた本文が保存されます。保存された検知情報は受信から30日で削除され、検知がなかった入力や添付ファイルの内容は保存されません。

また、添付ファイルは内容を読み込まず、「秘密鍵」「バックアップ」「個人情報」などのファイル名や拡張子を確認して警告を出します。
情報種別に応じた遮断・警告と管理者機能
初期提供時における検知対象と動作は以下の通りに分かれています。
- APIキー・アクセストークン:遮断
- クレジットカード番号:遮断
- マイナンバー:遮断
- メールアドレス:警告
- 電話番号:警告
- 認証情報・秘密情報・個人情報などを示す添付ファイル名:警告(内容は読み取りません)
氏名、住所、顧客名、文脈からの機密性推定などは、誤検知を抑えるため初期提供時の標準検知対象に含まれません。また、保護の対象はLEAK GUARDが認識したChatGPTの入力欄と送信操作に限られます。
法人管理者向けの画面では検知履歴の確認、利用者の登録やシートの割り当てが可能です。認証方式はGoogle Workspaceのアカウントによるシングルサインオン、または組織ごとの個人別IDとパスワードに対応します。
対応環境と利用料金
対応ブラウザはGoogle Chromeで、対応サービスはChatGPT Web版(chatgpt.com)となります。ChatGPTのネイティブアプリやAPI経由の利用、Claude・Gemini・Microsoft Copilotなどの他サービスは現時点で対象外です。
- 提供形態:法人向け(Chrome Web Storeの限定公開で配布)
- 価格:月額980円/名(税別)、最低10名から
- 初期導入費用:48,000円/社(税別)
※生成AIサービス自体の利用料は含みません。
今後は管理者が指定する機密語の検知や、ChatGPT以外の生成AIサービスへの対応、組織別の検知ポリシーカスタマイズなどが予定されています。
株式会社AI Japan 概要
- 社名:株式会社AI Japan
- 所在地:東京都港区虎ノ門1-17-1 虎ノ門ヒルズビジネスタワー15階
- 代表者:横山秀行(CEO/CAIO)、渡辺吉範(COO)
- 設立:2026年7月
- 資本金:300万円
- 事業内容:AI・先端技術を活用したソフトウェア/プラットフォームの企画・開発・運営・ライセンス提供、DX・AI活用・情報システムに関するコンサルティング、教育・研修・セミナー等の人材育成事業
- URL:https://ai-ja.jp/
本記事は株式会社AI Japanの発表をもとに作成。
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