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株式会社サイシード、大学生支援事業を株式会社アカリクへ譲渡 AI事業に注力へ

株式会社サイシードは、大学キャンパス内における学生との接点を土台とする大学生支援事業を、2026年10月1日付で株式会社アカリクへ譲渡しました。同社は今後、AI製品と導入支援で培った知見を土台としつつ、AI事業に経営資源を集中し、AIを活用した新サービスの開発に一層注力するとしています。

事業譲渡の背景と今後の注力領域

株式会社サイシードはこれまで、企業の問い合わせ対応や社内情報共有を効率化するAI事業と、学食のトレイ広告や研究室向けダイレクトメールを通じてキャンパス内で大学生と企業をつなぐ大学生支援事業の2つを展開してきました。

生成AIの普及に伴い、企業が問い合わせ対応や社内知識の活用にAIを取り入れる場面が広がるなか、同社はこの領域に経営資源を集中させるため、大学院生や研究者のキャリア支援に約20年取り組んできた株式会社アカリクへ事業を譲渡することを決定しました。

同社はAIチャットボット「sAI Chat」やAI搭載FAQシステム「sAI Search」、AI音声認識システムなどの開発・提供および導入支援を手がけています。導入先のコールセンターでは、AIナレッジ検索によりオペレーターの通話後処理(アフターコールワーク)の時間を約40%削減した事例もあるとしており、今後はAI事業を通じて業務を支える領域を広げていく方針です。

35年にわたる大学生支援事業の歩み

譲渡対象となった事業は35年の歴史を持ちます。1991年に全国の大学生協の書店で配布するブックカバーへの広告事業から始まり、1995年には研究室への採用情報提供、2003年には主要国公立大学での学内セミナー、2004年には学食トレイへの広告掲載を開始しました。

2017年と2019年には、日本経済新聞社のNIKKEI STYLE「U22」と協業し、全国の国立大学の学生を対象としたイベントも実施しています。

両社代表のコメント

株式会社サイシード代表取締役の梶原 俊一氏は、長年利用してきた企業や大学、大学生協、大学生への謝意を示したうえで、研究に向き合う学生のキャリア支援に約20年の歴史を持つ株式会社アカリクは事業を託す先として最適であるとコメントしています。

譲受側となる株式会社アカリク代表取締役の山田 諒氏は、日常の中で企業との出会いをつくってきた事業の歴史を引き継ぐことに感謝を述べ、オンラインとキャンパスの両方から研究に集中する学生へ選択肢を届けていく姿勢を示しました。

両社概要

株式会社サイシード

  • 設立:2015年4月
  • 代表者:代表取締役 梶原 俊一
  • 所在地:東京都中央区日本橋兜町6-5
  • 事業:AIチャットボット「sAI Chat」、AI搭載FAQシステム「sAI Search」、AI音声認識システムなどの開発・提供および導入支援
  • URL:https://sciseed.jp/

株式会社アカリク

  • 創業:2006年11月
  • 代表者:代表取締役 山田 諒
  • 所在地:東京都渋谷区渋谷2-1-5 青山第一田中ビル2階
  • 事業:就活情報サイト「アカリク」、研究分野・業種別イベント「アカリクイベント」、キャリアエージェント「アカリク就職エージェント」「アカリクキャリア」、オンラインLaTeXエディター「Cloud LaTeX」等の運営
  • URL:https://acaric.co.jp/

本記事は株式会社サイシードの発表をもとに作成しています。

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