高石市の学校給食で有機JAS米等の金芽米を提供へ 泉大津市の連携網を活用
泉大津市と高石市は、令和8年1月に締結した「学校給食等における有機栽培米等の調達に関する協定」に基づき、高石市の小・中学校給食において「金芽米」の提供を令和8年10月1日から開始します。提供される米は、泉大津市の農業連携ネットワークを活用して調達した有機JAS米等を使用しています。両市は消費地自治体同士の連携を通じて、米の安定調達や食育の推進を目指します。
高石市の小・中学校給食で段階的に導入
高石市(市長:畑中政昭)の学校給食では、まず週1回の米飯給食から有機JAS米等を使用した金芽米の導入を開始します。
その後、令和9年度からは、学校給食で提供するすべての米飯(週3回)を有機JAS米等へ切り替える予定となっています。
泉大津市が進める独自の農業連携ネットワーク


泉大津市(市長:南出賢一)では、全国の生産地自治体や生産者と顔の見える関係を築き、安全・安心なお米を生産地から直接調達する独自のサプライチェーンの構築を進めています。調達した米は、小・中学校給食や妊婦支援等で活用するほか、生産地を訪問して農業や食について学ぶ「こども特派員」など、食育や生産地との交流にも取組みを広げています。
また、令和8年5月には泉大津市が発起人となり、生産地と消費地の自治体が連携する「コメがつなぐ自治体間農業連携首長協議会(通称:コメサミット)」を設立しました。自治体間の連携を通じ、米の消費拡大と生産拡大を一体的に進める取組みの全国規模での展開を目指しています。
消費地同士の連携による安定調達と今後の展開
泉大津市では、学校給食等で使用するお米を農業連携先から年間約150トン調達しています。今回、高石市がこの仕組みに加わることで、令和9年度には年間約48トンの追加調達が見込まれています。


隣接する消費地自治体が連携することで、米を安定的かつ効率的に調達するとともに、生産地にとっても安定した販路の確保につなげ、持続可能な米づくりを支える仕組みの構築を図ります。
泉大津市と高石市は、学校給食での共同調達を第一歩として、お米を通じたこどもたちへの食育や生産地との交流、妊婦・子育て世代への支援など、「食と農」をテーマとした連携を模索していく方針です。泉大津市は今後も、生産地と消費地、消費地同士をつなぐ持続可能な食料供給の新たなモデルづくりを進めるとしています。
本記事は泉大津市の発表をもとに作成しました。
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