日本蓄電池とデジタルグリッド 山口県周南市の蓄電所で需給調整市場の運用開始
日本蓄電池株式会社とデジタルグリッド株式会社は、山口県周南市に設置した系統用蓄電施設「NC周南市湯野蓄電所」について、2026年9月25日より需給調整市場における運用を開始しました。
本施設は再生可能エネルギーの出力変動を吸収・平準化し、地域電力の安定供給に貢献するもので、系統用蓄電池による需給調整事業のモデルケースとして位置づけられています。
NC周南市湯野蓄電所の概要
再生可能エネルギーの普及拡大に伴い電力需給の変動調整が重要課題となる中、蓄電池は発電と消費の時間的ギャップを埋め、系統の安定化と電力市場の高度化を支える基盤インフラとして位置づけられています。山口県周南市に設置された同施設の主な仕様は以下の通りです。
- 施設名:NC周南市湯野蓄電所
- 所在地:山口県周南市
- 定格出力・容量:1,988kW・8,146kWh
- 蓄電池システム:TMEIC(蓄電池:CATL)
- 需給調整運用開始日:2026年9月25日
- アグリゲータ:デジタルグリッド株式会社
本プロジェクトにおいて、日本蓄電池株式会社はプロジェクト全体の開発、運用、現場管理を担当しています。
一方、デジタルグリッド株式会社は、デジタルグリッドプラットフォームを活用したアグリゲーションおよび需給調整市場などへの参入支援を実施しています。両社は技術、運用、市場の連携により、持続可能な電力調整モデルの構築を実現するとしています。
今後の展開
日本蓄電池株式会社は今後、全国各地での系統用蓄電所展開を推進し、JEPX(卸売市場)、需給調整市場、容量市場、防災エネルギー支援を連携させた地域エネルギーモデルの確立を目指す方針です。デジタルグリッド株式会社との協業を通じて、再エネの安定活用と脱炭素社会の実現に寄与していくとしています。
会社概要
日本蓄電池株式会社
- 会社名:日本蓄電池株式会社(Nippon Chikudenchi Co., Ltd.)
- 代表者:代表取締役社長 漆原秀一
- 所在地:東京都千代田区霞が関3-2-5霞が関ビルディング13階
- 事業内容:系統用蓄電池施設の開発・運用
- URL:https://nipponchikudenchi.co.jp
デジタルグリッド株式会社
- 会社名:デジタルグリッド株式会社
- 代表者:代表取締役社長CEO 豊田 祐介
- 所在地:東京都港区赤坂1-7-1 赤坂榎坂ビル3階
- 事業内容:電力・環境価値取引プラットフォーム「DGP」の運営、分散型電源のアグリゲーションサービスの提供
- URL:https://www.digitalgrid.com/
本記事は日本蓄電池株式会社およびデジタルグリッド株式会社の発表をもとに作成しました。
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