USJと三井住友カード、金融教育ワークショップを開催

ユニバーサル・スタジオ・ジャパンと三井住友カードは、大阪府の協力のもと、2024年10月14日に小学生向けの金融教育ワークショップを開催した。昨年の約2倍の参加人数となる大阪府内の児童養護施設の小学4年生から6年生までの児童123名が参加し、”お金に関する知識”だけでなく、”働くことの大切さ”も体感できる”クルーのお仕事体験”プログラムを新たに導入した。

当日は、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンならではの演出でパークの仲間たちとともに、お金に関する知識を楽しく学んだ。また、エンターテイナーによる振付けのお仕事や、ホスピタリティあふれるゲストとのコミュニケーション実践、パーク内のパトロールや店舗のグッズ陳列・販売、エイジング加工(装飾)など、多様なジャンルのプロとのお仕事体験を通じて、仕事のやりがいや重要性を学ぶ機会となった。イベントの締めくくりには、パークを回りながらレストランや物販店舗にて、キャッシュレス決済で実際にお金を使う体験も行った。

ユニバーサル・スタジオ・ジャパンは、CSRスローガン「LOVE HAS NO LIMIT」を提唱し、未来を担う子どもたち一人ひとりに価値があり、一人ひとりに「NO LIMIT」なポテンシャルがあるという想いを持って、今後も子どもたちの将来の可能性を広げられる社会貢献活動を推進していく。

開催の背景には、キャッシュレス決済の普及により子どもたちがお金の価値への実感が薄れつつあることや、成年年齢の引下げや学習指導要領の改訂により金融教育の重要性が高まっていることがある。そこで、家族から離れて暮らす児童養護施設の子どもたちを対象に、将来必要な金融知識を身につけ、キャッシュレス決済を適切に使えるよう体感できる機会として「金融教育ワークショップ」を昨年初開催。今年度は内容をさらにパワーアップさせ、金融リテラシーを学ぶだけではなく、その一歩前のお金を得るための「仕事」について学ぶプログラムを提供した。

参加した児童からは、「ダンサーは難しかったけど、最後みんなと踊れたのがうれしかった」「音響の仕事は最初は自信がなかったけど、練習してるうちにだんだん上手になった」「エイジングの仕事が楽しかった。仕事って思っていたより大変だと思った」「お小遣い帳をつけてみようと思った。これからはお金の使い方を少し考えてから買おうと思う」などの感想が寄せられた。

ユニバーサル・スタジオ・ジャパンと三井住友カードは、今後も豊かな地域社会づくりを目指し、両社で未来を見据えた活動を行っていく。

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