イルグルムが子会社アタラの吸収合併を完了、マーケティングAI事業を加速
株式会社イルグルムは、2026年10月1日をもって完全子会社であるアタラ株式会社の吸収合併を完了し、両社の事業統合を本格始動した。あわせて、同日付でアタラ株式会社の代表取締役であった石永孝士氏が、株式会社イルグルムの執行役員に就任した。両社が持つ強みを高度に融合させ、マーケティングAI市場における価値提供を目指すとしている。
吸収合併による事業統合の背景
株式会社イルグルムはこれまで、累計導入社数1万社を超える国内シェアNo.1(※)の広告効果測定プラットフォーム「アドエビス」を軸に企業のマーケティングを支援してきた。一方のアタラ株式会社は、日本のインハウス化支援のパイオニアとしてコンサルティングと業務設計を手がけてきた。
AI技術の進化に伴い、デジタルマーケティング領域では企業自らがAIやデータを活用するインハウス化の動きが加速している。株式会社イルグルムのデータおよびプロダクトと、アタラ株式会社の現場知見をシームレスに掛け合わせ、意思決定のスピードを高めるため、経営資源と組織の完全な一本化を目的とした吸収合併に至った。
※ 2024年8月期_指定領域における市場調査 調査機関:日本マーケティングリサーチ機構
統合によるシナジーと今後の展開
株式会社イルグルムは2026年7月のアタラ株式会社子会社化以降、コンサルティングノウハウとAI・データテクノロジーの融合を進めてきた。
今回の統合および石永孝士氏の執行役員就任に伴う新体制のもと、コンサルティング現場の知見をシステムやAIモデルへ統合し、プロダクト開発へと還元する一体型の提供体制を構築する。これにより、従来のツール提供や個別業務支援にとどまらず、AIを活用したマーケティング業務プロセスの再設計を支援するインハウス化ソリューションを展開し、主力領域であるマーケティングAI事業の成長を推進していく方針だ。
新任執行役員 石永孝士氏の経歴
執行役員に就任した石永 孝士 (Takashi Ishinaga)氏は1976年、佐賀県生まれ。東京理科大学卒業後、大手アウトソーシング企業に入社し、米国シアトルにてCRMシステムの開発に従事した。
帰国後は外資系メーカー、オプト、ヤフー、楽天などで、EC・広告事業を中心にマーケティング部門の統括や事業開発を担当した。営業・マーケティング・開発を横断した組織づくりや新規事業の立ち上げ、子会社・合弁会社の設立などを推進し、複数社でマーケティング管掌役員を歴任した。2026年にアタラ株式会社代表取締役社長に就任し、両社の事業統合を経て、2026年10月に株式会社イルグルムの執行役員に就任した。
株式会社イルグルムの会社概要
- 大阪本社:〒530-0001 大阪府大阪市北区梅田2-2-22 ハービスENTオフィスタワー8F
- 東京本社:〒100-0006 東京都千代田区有楽町2-2-1 X-PRESS有楽町12F
- 代表取締役:岩田 進
- 設立:2001年6月4日
- 事業内容:マーケティングAI事業、コマースAI事業
- URL:https://www.yrglm.co.jp/
本記事は株式会社イルグルムの発表をもとに作成。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



