東京23区、3月の新築マンション動向。中野区が127%増

株式会社マーキュリーリアルテックイノベーターが2024年4月24日に発表した速報データによると、2024年3月の東京23区における新築マンションの動向が明らかになった。

同社は不動産ビッグデータとAI等のテクノロジーを活用し、不動産マーケティングプラットフォーム「Realnet(リアルネット)」を提供している。今回発表されたデータは、同社が独自に調査した2024年3月の東京23区、行政区別の分譲実績である。

調査では、東京23区の各行政区ごとに供給戸数、平均価格、平均面積、平均坪単価を算出。さらに、前年同月比での価格変動率を変動幅ごとに区分けし、地図上に表示した。地図の色の違いは、各行政区における平均価格の前年同月比(平均価格変動率)の程度を表している。

特筆すべきは、中野区の平均価格変動率が前年同月比で127%増となったことだ。他の行政区の変動率については明らかにされていないが、中野区の大幅な価格上昇が目立つ結果となった。

同社は1991年の創業以来、不動産ビッグデータを武器に事業を展開。近年は従来のビッグデータにAI等のテクノロジーを用いた不動産マーケティングプラットフォームの提供を行っている。同社は今後も、お取引先企業に高品質なサービスを提供し、不動産ビジネスに関わるあらゆるステークホルダーの最良の選択のために「確信」を届けていくとしている。