ツバキラボ、岐阜県産木材を使った真空断熱ボトルを2026年10月1日に発売へ
岐阜県岐阜市の合同会社ツバキラボは、自社ブランド「KAMOSHIKA CRAFT」を立ち上げ、岐阜県産の木材を外装に用いた真空断熱ボトルを2026年10月1日より発売する。樹種や形状を選ばず木を活かせる独自工法によって里山の木を製品化したもので、公式オンラインストアで販売される。初回生産分は2026年11月下旬から順次発送される予定となっている。
里山の木材活用を目指した開発背景
かつて里山の木は薪や炭などの燃料や生活道具の材料として使われていたが、生活様式の変化に伴い利用が減少したことで、山に手を入れ続けることが課題となっている。また、曲がり材や小径木など建材・建具に適さない木材の利活用も地域森林資源における課題の一つとされている。


同社は現代の暮らしの中で木に触れる時間を作るため、マイボトルに着目した。里山の木を日常で使える道具にするとともに、ウェブ上でシリアルナンバーを用いて木の産地や流通過程を調べることができる仕組みを設けている。
独自工法による木製外装と真空断熱機能


ボトルの外装には木目を印刷した素材ではなく岐阜県産の木材を使用し、内側にはステンレス製の真空二重構造を採用して保温・保冷に対応する。木部には質感を残すガラス塗装が施され、ボトルを丸ごと水洗いできる仕様となっている。また内側にはセラミックコーティングを採用している。
外装の製作には、桶・樽の技法に着想を得た独自の「くれ組み薄挽き工法」(実用新案登録第3256970号)が用いられている。これにより、曲がり材や小径木など用途が限られがちな木材も活かせるよう、特定の樹種に限定しない設計とした。
木材は高山市の株式会社カネモク、郡上市の白鳥林工協業組合、東白川村の東白川製材協同組合、美濃加茂市の株式会社やまのはたへなど岐阜県内の事業者から調達し、県内で外装の製作が行われる。
商品ラインアップと販売概要
発売される製品の概要は以下の通り。
- 商品:KAMOSHIKA CRAFT 木製マイボトル
- シリーズ:Natureシリーズ「無垢 -Muku-」「木立 -Kodachi-」
- 容量:300ml/450ml
- 樹種:山桜/檜/栗
- 価格:12,100円~14,300円(税込)
- 発売日:2026年10月1日(木)
- 発送:初回生産分は2026年11月下旬から順次予定
- 販売:KAMOSHIKA CRAFT公式オンラインストア(https://kamoshikacraft.jp/)
- メンテナンス:傷や打痕が生じた際に木部の研磨・再塗装が可能
代表社員のコメント
代表社員の和田賢治氏は、設立10年目の節目に自社ブランドを立ち上げた経緯に触れ、「一人でも多くの人が、忙しい日常の中で、このボトルを手にしたときに、ほっと安らぐ瞬間を感じていただけることを願っています」としている。
合同会社ツバキラボの概要

- 社名:合同会社ツバキラボ
- 所在地:岐阜県岐阜市椿洞1228-1
- 代表者:代表社員 和田 賢治
- 事業内容:会員制 木工シェア工房 運営、木製品 / 家具 企画 / 製造 / OEM / ODM、木工機械・ツール 販売、地域材活用コンサルティング
本記事は合同会社ツバキラボの発表をもとに作成。
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