ウェブライダーの文賢、AI送信前の個人情報を自動で伏字にする新機能をリリース
株式会社ウェブライダーは、同社が提供するAI校正ツール「文賢」において、文章内の氏名や連絡先、会社名などを自動で検出し、ボタンひとつで伏せ字にできる「自動マスキング機能」をリリースしました。
これにより、AIに送信する前に隠したい情報を一つずつ探して伏せ字にする手間を減らし、送信したくない情報を誤って送ってしまうリスクを抑えます。現場における作業負担や誤送信への不安を軽減し、情報管理に配慮したAI活用の環境づくりを支援するとしています。
AIの業務利用において、情報漏洩防止の観点から個人情報や機密情報を伏せてから送信するルールを設ける組織があります。文賢では2026年3月から、キーワード指定や範囲選択によって伏せ字にできるマスキング機能(特許出願・意匠登録出願済み:特願:2026-041249/意願:2026-004758)を提供してきました。
しかし、伏せるべき情報が文章内に多数ある場合、対象を探して指定する作業に時間がかかり、見落としへの不安が残るという課題がありました。
今回リリースされた自動マスキング機能では、伏せる前の文章を判定のために外部へ送信しない設計にこだわったとしています。判定にAIを使用せず、独自のアルゴリズムを設計することで、ユーザーのブラウザ内で判定処理が完結する仕組みを実現しました。
自動判定の対象情報とカスタマイズ機能

文章を貼り付けて「自動でマスキング」ボタンを押すと、氏名や会社名、メールアドレス、電話番号などの情報を見つけてまとめて伏せ字にします。マスキングする項目は、組織のルールや状況に合わせて設定が可能です。

自動マスキングの判定対象となる情報は以下の通りです。


- 氏名
- 会社名・団体名
- メールアドレス
- 電話番号
- 住所・郵便番号
- URL
- マイナンバー
- 運転免許証番号
- パスポート番号
- クレジットカード番号
- ID・ユーザー名
- 銀行口座
- パスワード・暗証番号
なお、自動マスキングは組織のAI活用ルールに沿った運用を補助する機能であり、すべての個人情報の検出を保証するものではないため、AIへ送信する前の目視確認が求められます。社内の独自用語や未公開のプロジェクト名など自動で判断できない語句は、従来通りキーワード指定や範囲選択でのマスキングに対応します。マスキング後の文章はコピーして他の生成AIツールへ貼り付けることも可能です。
想定される利用シーンとセキュリティ
営業、カスタマーサポート、広報、法務、士業など、個人情報や取引先の情報を日常的に扱う職種での活用が想定されています。
具体的には、顧客の氏名や電話番号を含む問い合わせ文をもとにAIで返信文を作成する場合や、取引先の会社名・社内プロジェクト名が含まれる商談メモのAI要約、住所や振込先口座番号を含む案内文の校正などのシーンが挙げられます。
文賢のAIアシスト機能では、マスキングの有無にかかわらず、送信された文章がAIの学習に使用されることはありません。また、入力された文章は文賢のクラウドサーバーに保存されない仕組みとなっています。
提供開始日と対象プラン

自動マスキング機能の提供概要は以下の通りです。
- 提供開始日:2026年10月1日
- 提供対象プラン:ビジネスチームプラン
- 試用対応:旧プランまたはパーソナルプラン契約中のユーザーも提供開始日から14日間は回数制限なく試用可能。新規契約時はパーソナルプランを選択した場合も14日間の無料トライアル期間中は回数制限なく利用可能。
料金プラン詳細:https://help.bun-ken.net/new-payment-release/ 機能詳細:https://help.bun-ken.net/auto_masking/
運営会社概要
- 会社名:株式会社ウェブライダー
- 代表取締役:松尾茂起
- 設立:2010年4月
- 京都本社:京都市中京区十文字町437番地 SOZO+ bldg. 6・7階
- 東京支社:東京都渋谷区広尾1丁目11-2 BLOCKS 恵比寿 407
- 事業内容:Webマーケティング支援、SEO・SXO支援、Webコンテンツ制作、SaaS開発、コンテンツマーケターの育成
- 会社URL:https://web-rider.jp/
- お問い合わせ先:https://rider-store.jp/bun-ken/contact
本記事は株式会社ウェブライダーの発表をもとに作成しました。
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