AIDAO、知財業務の棚卸しからAI化やBPOを支援する伴走サービスを提供開始
株式会社AIDAOは、企業の知財部門を対象に、知財業務全体の棚卸しからAI化・BPOの優先順位付け、最適な手段の選定、導入、運用、効果管理までを一貫して支援する「知財業務のAI化伴走支援サービス」の提供を開始した。業務全体の棚卸しを通じて品質・リスク・経済性の観点から業務を整理し、既存システムやツールの活用も含めた最適な手法を選定する。知財担当者が専門性の高い判断や戦略業務により多くの時間を使える状態をつくることを目指している。

知財業務の棚卸しと品質・リスク・経済性に基づく優先順位付け
AIDAOは独自の参照モデル(4領域・25フェーズ・145業務)をベースに、各社の組織や用語、分業に合わせて知財業務を整理する。年間件数、内部工数、外部費、外注率、現在のAI・SaaS利用状況、修正・手戻り、品質課題までを確認し、改善余地の大きい領域を可視化する。
AI化の優先順位は削減できる工数や費用だけでなく、AIの出力品質、機密情報や法的責任に関するリスク、導入・運用コストを含む投資対効果を総合的に評価して決定する。診断結果は知財部門内での検討のほか、経営層や現場への説明、社内稟議、情報システム・セキュリティ部門との合意形成にも活用できる形で整理される。

最適な手段の選定と段階的な導入プロセス
標準的で早く導入したい業務には既存SaaS、用途が変わりやすい小規模な試行には汎用LLM、各社固有のルールが重要な高頻度業務には個別AI、定型作業にはBPO、戦略・法的責任を伴う領域には人による最終判断を基本とするなど、複数の方法を組み合わせる。すでに導入済みのSaaSや社内AIが有効な領域はそのまま活かし、重複投資を避ける。

導入時はまず効果が見込める業務を1つ選んで小規模に検証し、AIの精度だけでなくレビュー負荷、業務時間、運用コスト、リスクまで確認した上で本格導入の可否を判断する。導入後も案件数、工数、外部費、AI利用率、修正率、見落とし、手戻りなどの計画値と実績値を比較し、ルールやプロンプト、評価データ、BPO分担、対象範囲を見直していく。
機密情報は顧客企業の管理下で安全に取り扱うことを基本とし、利用環境、外部API送信の可否、保存場所・期間、アクセス権、ログ、承認フローなどを個社要件に合わせて設計する。AIの参照根拠の表示、人によるレビュー、承認フロー、変更履歴の管理などを組み合わせる。無料の簡易診断は年間知財予算・出願件数・外注率・AI利用状況などの集計情報から開始でき、未公開発明の内容を共有することなく実施できる。
本サービスを統括する代表取締役社長の清水大樹は、トヨタグループにおいて15年間、知的財産事業、DX、知財業務へのAI導入、新規事業開発に従事し、これまで20件のAI関連プロジェクトに携わってきた。また、取締役CIPOの中辻史郎弁理士は、AI・情報処理分野の研究経験を持ち、大手特許事務所で大企業案件を含む年間約1,000件規模の特許案件を統括し、トヨタグループで約10年間知財講師も務めている。
展示会での無料診断実施と会社概要
AIDAOは、2026年9月16日(水)~18日(金)に東京ビッグサイト 東3ホールで開催される「第35回 2026知財・情報フェア&コンファレンス」に出展する。ブースでは、知財業務全体のどこに費用・工数が集中しているかなどを整理する「知財業務 棚卸し診断」を無料で実施する。2026年9月17日(木)14:55~15:40には、「知財業務の「棚卸し」から始める、最適なAI化伴走支援」をテーマとした出展者プレゼンテーションも予定している。
株式会社AIDAOの概要は以下の通り。
- 会社名:株式会社AIDAO
- 代表者:代表取締役会長 村田光司、代表取締役社長 清水大樹
- 所在地:東京都千代田区麹町6丁目2−1 麹町サイトビル6階 ROOM D
- 設立:2023年4月
- 資本金等:108,000,100円
- 事業内容:AIサービスの開発・提供
- Web:https://aidao-pjt.com/
- サービス:https://aidao-pjt.com/services/patent/
本記事は株式会社AIDAOの発表をもとに作成。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



